国内
連載『あなたの生きづらさ“昭和な呪い”のせいでした』

《”結婚しなくては”の呪縛から自由に》元CA婚活コンサルが明かす昭和な偏見とその解放法

婚活パーティーのイメージ(写真/Getty Images)

婚活パーティーのイメージ(写真/Getty Images)

 今、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」という言葉が注目を集めている。これは、自ら気づかぬうちに社会的なステレオタイプを内面化し、その影響が日常の判断や行動に表れる現象を指す。人々の意思決定に無意識のうちに作用し、時に選択の幅を狭めている。

 かつて昭和の時代には、性別、年齢、職業、家庭内の役割などに対して画一的な価値観が浸透していた。その価値観は、家族や社会の中で当然視され、疑問を持たれることが少なかった。時代が進み、多様性を重んじる社会となった令和においても、これらの偏見は完全には解消されておらず、むしろ無意識の領域で現在の意思決定に深く影響を与え続けている。

 今回、そういった時代錯誤な、いまだに現代の生活にはびこり人々を悩み苦しめるアンコンシャス・バイアスを“昭和な呪い”と敢えて命名し、そのストレスから心を解放するためのマインドエクササイズ本を上梓した、婚活コンサルタントの松尾知枝氏にお話を伺った。【全3回の第1回】

 * * *
 3万人以上の婚活相談者に寄り添ってきた松尾知枝氏は、クライアントとの対話の中から、その課題の多くが恋愛や結婚に関するスペックや駆け引きの技術などの問題ではなく、社会や家庭で受け継がれてきた固定観念に起因しているとういことに気がついたと言う。その偏見が、人々の自己評価や行動の自由を制限していると語る。

「多くの女性の結婚をサポートをしてきましたが、その過程で気づいたことがありました。婚活をするお客様は、異口同音に『早く結婚しなくては』といいます。それも、“結婚したい”ではなく“結婚しなくては”なのです。」

関連記事

トピックス

WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《デートはカーシェアで》“セレブキャラ”「WEST.」中間淳太と林祐衣の〈庶民派ゴルフデート〉の一部始終「コンビニでアイスコーヒー」
NEWSポストセブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン
Aさんは和久井被告の他にも1億円以上の返金を求められていたと弁護側が証言
【驚愕のLINE文面】「結婚するっていうのは?」「うるせぇ、脳内下半身野郎」キャバ嬢に1600万円を貢いだ和久井被告(52)と25歳被害女性が交わしていた“とんでもない暴言”【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《独特すぎるゴルフスイング写真》“愛すべきNo.1運動音痴”WEST.中間淳太のスイングに“ジャンボリお姉さん”林祐衣が思わず笑顔でスパルタ指導
NEWSポストセブン
食欲が落ちる夏にぴったり! キウイは“身近なスーパーフルーツ・キウイ”
《食欲が落ちる夏対策2025》“身近なスーパーフルーツ”キウイで「栄養」と「おいしさ」を気軽に足し算!【お手軽夏レシピも】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
「どうぞ!あなた嘘つきですね」法廷に響いた和久井被告(45)の“ブチギレ罵声”…「同じ目にあわせたい」メッタ刺しにされた25歳被害女性の“元夫”の言葉に示した「まさかの反応」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
遠野なぎこと愛猫の愁くん(インスタグラムより)
《寝室はリビングの奥に…》遠野なぎこが明かしていた「ソファでしか寝られない」「愛猫のためにカーテンを開ける生活」…関係者が明かした救急隊突入時の“愁くんの様子”
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)が犯行の理由としている”メッセージの内容”とはどんなものだったのか──
「『包丁持ってこい、ぶっ殺してやる!』と…」山下市郎容疑者が見せたガールズバー店員・伊藤凛さんへの”激しい憤り“と、“バー出禁事件”「キレて暴れて女の子に暴言」【浜松市2人刺殺】
NEWSポストセブン
目を合わせてラブラブな様子を見せる2人
《おへそが見える私服でデート》元ジャンボリお姉さん・林祐衣がWEST.中間淳太とのデートで見せた「腹筋バキバキスタイル」と、明かしていた「あたたかな家庭への憧れ」
NEWSポストセブン
先場所は東小結で6勝9敗と負け越した高安(時事通信フォト)
先場所6勝9敗の高安は「異例の小結残留」、優勝争いに絡んだ安青錦は「前頭筆頭どまり」…7月場所の“謎すぎる番付”を読み解く
週刊ポスト
アパートで”要注意人物”扱いだった山下市郎容疑者(41)。男が起こした”暴力沙汰”とは──
《オラオラB系服にビッシリ入れ墨 》「『オマエが避けろよ!』と首根っこを…」“トラブルメーカー”だった山下市郎容疑者が起こした“暴力トラブル”【浜松市ガールズバー店員刺殺事件】
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《熱愛ツーショット》WEST.中間淳太(37)に“激バズダンスお姉さん”が向けた“恋するさわやか笑顔”「ほぼ同棲状態でもファンを気遣い時間差デート」
NEWSポストセブン