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「アンドロイド」端末向けコンテンツに強い企業は株価も好調

 投資情報会社フィスコでアナリストとして活躍し、現在はフィスコプレイス代表取締役の中村孝也氏が、これから「上がる株」として注目しているのはテックファーム(ジャスダック・3625)だという。

 * * *
 米グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載した携帯端末が、2011年にも、スマートフォンの国内シェア6割を占める米アップルの「iPhone」の牙城を崩す公算が指摘されている。
 
 ならば、ネットワーク基幹技術開発とモバイルコンテンツの受託開発を手掛けるテックファームをピックアップしないわけにはいかない。

 NTTドコモと技術面で密接な関係を築いており、2009年にドコモが発売した日本発の「アンドロイド携帯」に、同社アプリ『ポケット羅針盤』が国産で唯一、採用されるなど、アンドロイド端末向けコンテンツで先行している点が大きな強みだ。

 足下は、そうした実績が評価されて受注案件が増加しており、業績の再成長期入りが鮮明化。2011年7月期の経常利益は、前期比2倍の2億2000円を予想している。アンドロイド携帯に対するコンテンツ企業の参入意欲は旺盛で、今後少なくとも1~2年は関連した特需が予測される。株価は高値圏で推移しているとはいえ、高値更新、一段高が可能な銘柄と見ている。

※マネーポスト2011年1月号

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