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スポーツジムで顔なじみになって“ジム友”作る女性が増加中

「夫の転勤で地元を離れてしまったので、仲良く話す人は、みんなママ友。でも、たまに私を一個人として見てくれる近くの友人がほしいと思うんですよね」

 と語るのは主婦のユカさん(40)。最近“ジム友”という言葉が浸透してきているが、どうやらスポーツクラブは、ユカさんのような女性にとって格好の社交場にもなっているようだ。

 40代の会員が約6万人いる女性専用のスポーツジム「カーブス」では、1回30分で終了するサーキットトレーニングを行っている。

「店の規模が約40坪と小さいため、トレーニング中は全体が見渡せます。そのなかでインストラクターは会員さんを下の名前でお呼びするので、とても和やかな雰囲気なんですよね。また、会員さんそれぞれに生活ペースがあるので、何曜日の何時に来ると決まっているかたも多く、自然と顔なじみになると聞きます」(カーブスジャパン広報室・小泉由貴子さん)

 トレーニング終了後、夕飯のレシピ交換や、連れ立ってスーパーに買い物に行くなど地元密着型の友情を育んでいる。引っ越してきたばかりで知り合いがいない、といった理由で入会する人も少なくないそうだ。

※女性セブン2011年5月26日号

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