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痔にならないための方法 ぬるめの風呂に入る、朝ご飯食べる

 日本人の3人にひとりが悩んでいるといわれる痔。「働く女性が増え、長時間のデスクワークやエアコンによる冷えなどによって『痔』に悩む女性が増えてきています。中でも不規則な食事で便秘がちの人や、妊娠や出産をきっかけに肛門に負担がかかり、痔になってしまう人も多いですね」。

 そう語るのは、痔の治療のエキスパートである日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医の岩垂純一さん。そこで、痔にならないためには何に気をつけるべきか注意点を聞いた。「 」内は岩垂さんの意見だ。

●毎日お風呂にはいってお尻を清潔にすべし
「ぬるめのお湯にゆっくりはいり、体の芯から温まると、血行がよくなり痔の予防に。また、排便の後はお尻をお湯で洗うなど、清潔にしておくこと」

●血行不良は痔の大敵! お尻を冷やすなかれ
「お尻のまわりを冷やすと血行が悪くなり、痔核などのもとに。夏場も冷たい飲み物は避け、冷房下では膝かけなどをして腰のまわりを冷やさないように」

●朝ご飯はしっかり摂るべし
「朝、食事を摂ることで眠っていた腸が動き出し、たまっていた便が送り出されて直腸が刺激され、“便意”を感じやすくなります。起きぬけに冷たい水や牛乳を飲むのもよいです」

※女性セブン2011年8月25日・9月1日号

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