芸能

休養発表のコブクロ小渕健太郎の声が変わる可能性を医師指摘

半年間の活動休止を発表した音楽デュオ・コブクロ。その理由は、小渕健太郎(34)の喉の不調だ。小渕は、昨年末から高音域を出すときに筋肉が硬直する声の不調を訴えていた。そして今年7月に、「発声時頸部ジストニア」という診断を受けたため、休養を決意したのだった。

聞き慣れない病名だが、いったいどんな病気なのか。ジストニアに詳しい川崎市立多摩病院の神経内科部長・堀内正浩氏はこう説明する。

「ジストニアとは体のどこか1か所を繰り返して使うと、脳内の神経の回路が肥大し、その脳が指令する部位が曲がったり、震えてしまうことです。発声時頸部ジストニアと診断されたなら、歌ったときに首が曲がったりとか、首を無意識に振ってしまうという症状が出ているのでしょう。ただ高音が出づらいというならば、声帯のジストニアである痙攣性発声障害も合併している可能性がありますね」

発声時頸部ジストニアは、歌手のように同じ歌を何度も歌ったり、受付嬢のように同じことを発声する人がなりやすいという。ファンにとって心配なのは、小渕のあの高音パートの美しい歌声が元に戻るのかということ。

「声が変わってしまう可能性はゼロではないです。休養して治療しないと声質は変わってしまうかもしれない。また痙攣性の場合は、声帯に注射が必要となるから、声が変わる可能性はさらに上がってしまいます」(前出・堀内氏)

※女性セブン2011年9月15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
女性セブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン