スポーツ

西武・中村の本塁打量産 きっかけは中日戦でのデッドボール

「おかわり君」こと中村剛也のホームランは、いつも、滞空時間の長い美しい放物線を描く。西武の中村は、今季48本のホームランを放ち、2年ぶりのホームラン王に輝いた。「おかわり君」とは一体、何者なのか。ただのぽっちゃりしたハニカミ屋なのか。ならばなぜ、彼だけがホームランを打てるのか。ルポライターの高川武将氏が本人に直撃した。

* * *
中村に会ったのは9月下旬、既に45本塁打と一人旅を続けている頃のことだ。

――今季、なぜ自分だけ打てるのか、自己分析を。

「別になんもないんですけど……(笑)。まあ、ボールが飛ばないということを過剰に意識しないようにした、というのが大きいかなと。意識すると力んで、スイングにブレが出たりするので。前半はやっぱり、力が入っていたんで」

――意識しなくなったきっかけは?

「左手の甲に死球を受けて(6月4日、中日戦)、痛くてバットを握れない状態だったんですけど、次の試合でホームランを打ったとき右手一本で打ったような感覚で、右手で押し込む感覚を掴んで。で、月末の試合でドン詰まりがホームランになって。

詰まっても大丈夫なんだ、と。心の余裕、ですかね。それからはボールは関係なくなりました。今年に限っては、その死球がよかった……ま、痛かったですけど(笑)」

遠征先のホテルの一室、朴訥とした口調で話す中村は、終始ニコニコしていた。

――インタビューでポツリ、ポツリと話しますよね。

「苦手なんですよね、人前で喋ったりするのは。小さい頃から。野球は別ですけど……喋ることを考えるのが面倒くさい(笑)。ちょっと恥ずかしいですし……」

――太っていたことも関係していますか?

「太っていて嫌だと思ったことは全然ないです。動けたし……苛められたこともないですし、はい(笑)」

※週刊ポスト2011年11月11日号

関連記事

トピックス

。一般人を巻き込んだ過激な企画で知られるイギリス出身のインフルエンサーのボニー・ブルー(Instagramより)
「行為を終える前に準備」「ゴー、ゴー、ゴーです」金髪美女インフルエンサー(26)“12時間で1000人以上”を記録した“超スピード勝負な乱倫パーティー”の実態
NEWSポストセブン
米倉涼子が書類送検されたことがわかった
《5か月ぶりの表舞台直前で》米倉涼子、ギリギリまで調整も…主演映画の試写会前日に“書類送検”報道 出席が見送られていた
NEWSポストセブン
天皇皇后、愛子さま
《溜席の着物美人が2日連続で初場所に登場》6年ぶりの天覧相撲に感じた厳粛さを語る 力士のみならず観客も集中し、「弓取り式が終わるまで帰る人がいなかった」
NEWSポストセブン
肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
《キー局に就職した有名アナも》久米宏さんに憧れて男性アナウンサーを目指した人たち 爆笑問題・田中はTBSラジオでのバイト時代に「久米宏さんになりたかった」
NEWSポストセブン
近代化する火葬業の舞台裏に迫ったジャーナリストの伊藤博敏氏
《火葬ビジネスの裏面史》都内の火葬場を独占する「東京博善」は中国人実業家がトップに就任…いまも「民間の火葬場」が生き残っている歴史的経緯
週刊ポスト
米倉涼子が書類送検されたことがわかった
《ゲッソリ痩せた姿で取調室に通う日々》米倉涼子が麻薬取締法違反で書類送検、昨年末に“捜査終了”の匂わせ 元日にはファンに「ありがとう」と発信
NEWSポストセブン
アメリカのトランプ大統領と、グリーンランド連帯の最前線に立つ41歳女性・市民団体代表(左/EPA=時事、右/Instagramより)
〈国家が消されるかも…〉グリーンランド連帯の最前線に立つ41歳女性・市民団体代表からのメッセージ “トランプによる併合”への恐怖「これは外交交渉ではない」
NEWSポストセブン
 相撲観戦のため、国技館へ訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
「美しすぎて語彙力消失した」6年ぶりの天覧相撲 雅子さまは薄紫の着物、愛子さまは桜色の振袖姿でご観戦
NEWSポストセブン
次期衆院選への不出馬を表明する自民党の菅義偉元首相(時事通信フォト)
《一体今は何キロなのか…》菅義偉元首相が引退を表明「健康状態は全く問題ない」断言から1年足らずでの決断 かつて周囲を驚かせた“10キロ以上の激ヤセ”
NEWSポストセブン
“メンタルの強さ”も際立つ都玲華(Getty Images)
《30歳差コーチと禁断愛報道》女子プロゴルフ・都玲華、“スキャンダルの先輩”トリプルボギー不倫の先輩3人とセミナー同席 際立った“メンタルの強さ”
週刊ポスト
相撲観戦のため、国技館へ訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
《周囲の席には宮内庁関係者がビッチリ》愛子さま、特別な一着で「天覧相撲」にサプライズ登場…ピンクの振袖姿は“ひときわ華やか”な装い
NEWSポストセブン
女優のジェニファー・ローレンス(dpa/時事通信フォト)
<自撮りヌード流出の被害も……>アメリカ人女優が『ゴールデン・グローブ賞』で「ほぼ裸!」ドレス姿に周囲が騒然
NEWSポストセブン