芸能

TVで放映NGな表現満載の公演 マジメとは何か考えさせられる

ツイゲキ第二回公演「MAJIME」

日々マジメに働いてはいるが、色んなことがなんとなく面白くない…。そんな人に対して元「広告批評」編集長の河尻亨一氏がこの秋ススめているのが、11月18日から23日まで新宿シアターブラッツで行われる劇団「ツイゲキ」の公演である。

「ツイゲキ」とは、数々のテレビ番組や映画などを手がけてきた演出家の片岡K氏が昨年旗あげした劇団。劇団員や制作スタッフをプロアマ問わずツイッターで集め、“放送では絶対できない”という第一回公演「FUKENZEN」はネット上でもおおいに話題となった。

そんな第一回公演とは打って変わって、第ニ回となる今回の公演のタイトルは「MAJIME」。
「真面目にすればするほど実は不真面目になってしまう」――そんな不可思議な人間模様にフォーカスしたオムニバス芝居である。「演劇はちょっと…」という人でも、身構えず楽しめるコメディに仕立てられている。

新しい試みとして、今回は劇団が「左乳派」「右乳派」という2チームに分けられている。公演数カ月前に発表されたキャストに対し、両チームがウェブ上のファン投票で人気を競い、勝ったチームがより多くの公演数を手にするという仕かけである。

右乳チームにはグラビアやバラエティなどで人気の田代さやか、左乳チームにはアイドル芸人“魔女っこ”のさや佳が参加。二人の“サヤカ”による体当たりの悩殺演技(「スケティハニー」「テブラーマン」)が見せ場のひとつ。

さらに、今回は一回目の公演以上に、テレビではオンエアできないスレスレ&スケスケの表現(ネタ)が満載。笑いと色気のシャワーをこれでもかというくらいに堪能できる。それでいて観終わったあとで、「マジメってなんだろう?」という思いがジワジワこみあげてきそうな内容に仕上がっている。

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