ビジネス

眞鍋かをり CFDやるとギリシャ危機や世界問題に関心持てる

タレント、眞鍋かをりによるマネートーク「眞鍋流」。今回はIGマーケッツ証券の博多一恭会長にCFD(差金決済契約)やバイナリーオプション(一定時間後の為替レートなどを予測する商品)について聞いた。

* * *
今回お邪魔したIGマーケッツ証券さんの親会社は、CFDの老舗、イギリスのIGグループ。なんと、時価総額2000億円超。さらに、2年連続でCFDの世界No.1を獲得しているんですって。そんな超エリートの血筋を受け継ぐIGマーケッツ証券さんでは、日本のCFDマーケットの現状、そしてこれからを教えていただくことができました。あ、それから私も大注目している「バイナリーオプション」についてもお伺いしてきましたよ(眞鍋)。

眞鍋:CFDなどの取引で、いま問題になっているギリシャ危機の影響はありますか?

博多:いま、世界が注目している問題は二つ。一つはヨーロッパ経済がどうなるかということと、もう一つはアメリカの経済回復がどのくらいのスピードでいくか、ということ。したがって、いまはアメリカの平均株価指数を表す「ダウ」と、ヨーロッパの中心であるドイツの平均株価指数を表す「ダックス」にここ2か月でものすごい注目が集められています。

眞鍋:へ~。CFDやってると、世界の話題の中心がわかりますね。

博多:その通りです。「ユーロ」という体制が本当に続くのか、というところにまでなってきていますからね。ユーロをサポートするためにはフランスおよびドイツが大量の資金を出さなければならない。すると国としての資金が足りなくなるのではないか、そうなると増税をし、企業の業績が悪化するのではないか……、とか色々推測ができるんですね。もしかしたら我々は、歴史的な変化の時に直面しているのかもしれませんよ。

眞鍋:そうですね。新聞を読んでいるよりも「世界は動いてるんだぜ!」っていうのを体感できる気がする。そんなふうに世界全体を見るようなCFDとは真逆の、超シンプルな「バイナリーオプション」も、御社の人気商品なんですよね。そのギャップがおもしろい。

博多:バイナリーオプションも、我々が日本で初めてご提供させていただいた金融商品なんですよ。

眞鍋:えー! そうなんですか!?私実は興味があって。

博多:シンプルですよね。現在米ドル/円が76円50銭だとして、数時間後、その価格より上がっているか下がっているか、それを予想するだけですから。

眞鍋:ステキです(笑)

博多:例えば3万円でやっても、相場が思ったとおりの方向に動けば利益がでますし、もし違うほうに相場が動いても損は3万円です。はじめから損失を限定して取引しているようなものですからね。

眞鍋:そうか、安心といえば安心ですね。色々な要素があって、最近日本のマーケットは伸びていかないんじゃないかな~なんて思いがちですけど、そんなときでもバイナリーオプションならガンガン取引できますね。

博多:そうですね。しかし、最近は円高がいきすぎているといわれていますが、ユーロや米国経済の動向を見ていると、まだまだ予断を許さないですし、円高といっても日本のデフレ状態から見たら80円はまだ円高じゃない、という声もあります。そういう意味では世界全体が大きなチャレンジのときですね。

眞鍋:日本の市場が冷え切っていかないようにしないと。IGマーケッツ証券さん頼みですね。

博多:バイナリーオプションに限らず、投資家の方々があらゆる場面で収益を狙えるような、よりわかりやすい商品やサービスを今後も提供していきたいと思っています。また個人の資産は自己責任で守っていかないといけないわけですから、そのお役に立てるよう努めてまいります。

※マネーポスト2012年新春号

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
告示日前、安野貴博氏(左)と峰島侑也氏(右)が新宿駅前で実施した街頭演説(2025年6月写真撮影:小川裕夫)
《たった一言で会場の空気を一変》「チームみらい」の躍進を支えた安野貴博氏の妻 演説会では会場後方から急にマイクを握り「チームみらいの欠点は…」
NEWSポストセブン
中国の人気芸能人、張芸洋被告の死刑が執行された(weibo/baidu)
《中国の人気芸能人(34)の死刑が執行されていた》16歳の恋人を殺害…7か月後に死刑が判明するも出演映画が公開されていた 「ダブルスタンダードでは?」の声も
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(右・時事通信フォト)
「言いふらしている方は1人、見当がついています」田久保真紀氏が語った証書問題「チラ見せとは思わない」 再選挙にも意欲《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(共同通信/HPより)
《伊東市・田久保市長が独占告白1時間》「金庫で厳重保管。記録も写メもない」「ただのゴシップネタ」本人が語る“卒業証書”提出拒否の理由
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン