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57才人妻 家電売り場の営業マンを「次から指名したい」発言

 いくつになってもときめきを求めるのが女性。今回は和歌山県の主婦Kさん(57)が初恋の人を思い出し、ときめいたという。以下はKさんの告白だ。

 * * *
 家電売り場にいる営業のお兄さんって、「売ったるでー!」という、がっついた感じがして苦手。だから、家電を買うときは夫任せにしてきたんです。

 でも、つい先日の夫の出張中に、10年以上使っていた炊飯器が壊れてしまったんです。お米を炊くだけの道具なんだから選ぶのに迷うこともないだろうと、ひとりで買いに行くことに。ところが、炊飯器の種類の多さに、びっくり!

 炊飯方式だけでも圧力や超音波などがあって、訳がわからず…。途方に暮れていたら、「炊飯器をお探しですか?」と40才くらいの男性営業マンが声をかけてきたんです。“ああ、セールストークがはじまっちゃう。イヤだわ”と思って、その人の顔も見ずに無視していたら、「おわかりにならないことがあったら、声をかけてくださいね」といって、近くでチラシの整理をはじめたんです。

 その押しつけがましくない感じに好感が持てたので、「どの炊飯器がいいかわからなくって…」と話しかけたんです。そしたら、振り返った彼の清潔感ある笑顔が、初恋の人にそっくり! 一気に若いころの記憶が蘇ってきて、ポォ~っとしてしまいました。

 そして、質問されるままに「主人と私のふたり暮らしだけど、たまに娘家族が食事にくる」とか「主人はかためのご飯が好き」とか、プライベートなことまで答えてしまって…。うなずきながら聞いていた彼は、「それなら、おすすめはこちらです」って候補を出してくれたんです。説明は丁寧だし、こちらが悩むのにもつきあってくれて、その上、顔が好み…。もう、勧められるがままに買っちゃいました(笑い)。

 最近、ドライヤーの調子も悪いので、買いに行こうかと思ってます。そのときは、もちろん彼のこと、指名しちゃいます!

※女性セブン2012年2月16日号

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