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仰木彬氏「野茂に怒られるの怖かった」とトルネード投法黙認

 プロ野球開幕まであとわずか! BS・CS放送「J SPORTS」が、毎年11月~翌年2月のオフシーズンに放送する『ガンバレ日本プロ野球!?』は、普段は見られないような選手の素顔、そして本音を聞けるとあって、プロ野球ファンの間でも人気が高い。

 2004年には、新球団・オリックス・バファローズの監督に就任した仰木彬氏が番組に登場(2004年11月6日OA)。“仰木マジック”で知られた名将が明かした選手の操縦術(?)とは……。メインMCの金村義明氏(元近鉄、中日、西武)と大塚光二氏(元西武)と、仰木氏の会話を振り返ろう。

大塚:鈴木一郎(の登録名)をイチローにしたり、佐藤和弘をパンチ佐藤にしたり。発想はどこから出るんですか?

仰木:酒飲んどったら出るねん。飲まんと出ない、それは間違いない(笑い)。というのは、広報部長とか、記者の連中とかが、酒席で色んな話をしとるうちにアイデアを出してくれる。

金村:仰木さんは勝つだけじゃない。例えば野茂が入ってきたときには天王寺の駅前で、明日野茂が投げます~っていったりな。

大塚:野茂が入った時、このフォームは絶対変えなくちゃいけないっていわれた(が変えなかった)。

仰木:野茂に怒られるのが怖いから変えんかっただけや。アイツに殴られてみい。どないなる? 吹っ飛ぶぜオレ!(笑い)

金村:あと、イチローには何ていってましたっけ。「オレが監督やってる間は(メジャーに)行くな」って?

仰木: アハハハ!

大塚:やっぱし!(笑い)

仰木:……ところでこれ(対談)はテレビの収録なの?

金村&大塚:仰木さん、もう(収録が)始まって2時間経ってますよ!(笑い)

※週刊ポスト2012年3月23日号

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