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吉田たかよし氏 東大に入った理由は宇宙戦艦ヤマト作るため

『宇宙戦艦ヤマト2199』は。1974年にテレビ放送された、第1作目のTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を内容に沿って、リメイクしたもの。全26話のアニメシリーズとして制作されている。オリジナルのヤマトを、シリーズとして復活させる試みは、今回が初めてのもの。

 公開第1弾の「第一章」(1話、2話)は4月7日より全国10館の劇場にてイベント上映が開始され、劇場において同内容の限定版ブルーレイが販売されている。続けて4話ずつが、六章に分けて公開されていく。

 著名人のなかでも、ヤマトに対する思い入れがある人は多い。医学博士の吉田たかよし氏(47)は、

「僕の人生は小学6年で観たヤマトで変わりました。それまでは独学で物理を勉強し、大人を馬鹿にして自分の好きなことだけに熱中する子供だったんですが。ヤマトはワープでもイスカンダルの成り立ちでも本格的だった。『本物のヤマトを自分の手で作ってみたい』と親にいったんです。そうしたら『ヤマトは国家プロジェクトだから、東大に入学しないと参加できない』といわれて全科目猛勉強しました」と語る。

 めでたく灘高から東大の理科一類に入学したときは、さすがに銀河を離れイスカンダルへ行くことは分かっていた。

「それでも宇宙への興味は続き、宇宙の研究を続けました」(吉田氏、以下「」内同)

 アナウンサー→政治家秘書→医師、と変化の多い人生だ。

「迷ったときは飛び出していって新しい挑戦をする、というのがヤマトの教えですから」

※週刊ポスト2012年4月20日号

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