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陶芸合コン潜入アラサー女子 『ゴースト』の名シーンを妄想

 お料理合コンで“趣味・習い事合コン”デビューした婚活中のアラサー女子記者。次こそはいい出会いがあるはず!と意気込んで、今回はぐっと趣味性を重視して“陶芸合コン”に潜入! 陶芸に興味のある人ってどんな男子!? 個性的な人ばっかりだったらどうしよう…。

 * * *
今回のイベントの対象年齢は「男女28~40才位」。“位”というところに突っ込みをいれたくなったけど。それはさておき、陶芸合コンは人気のようで、最大人数の男女6人ずつ、計12人の「女性残席1人」へ滑り込みセーフ。

前回のお料理教室合コンでは男女ペアの作業だったので、今回はペアで陶芸!?ってことは、ふたりで手と手を合わせてろくろを回して…もしや『ゴースト』のあのシーンを再現!? キャー!と妄想しながら会場の陶芸教室に向かった記者は、気合いがはいりすぎなのかイチバン乗り。陶芸を教えてくれる男性の先生とアシスタント3名、イベント主催者の女性(司会役)が出迎えてくれた。

カードを引いて、書かれた番号の席に着席したところで、女子を中心に続々と参加メンバーが到着。小さな工房の長いテーブルに、所狭しと男女交互で座って待っていると、最後に登場した庶民的なEXILEのHIRO似男子は、着席して早々に沈黙を破って隣の席の女性に話しかけている。すごーい。でもこういう積極性って大事なんだろうな~。やっぱり男性から話しかけてほしいよね~、と心の中で分析。

参加メンバーは、芸術肌や個性の強い人がいるのでもなく、思いのほかごくごく普通の感じ。職業はITから住宅関係、医療系などサラリーマンが多くて、雰囲気も好青年タイプからお笑い系まで多様。漫画『SLAM DUNK』の流川クン似のクールなイケメン男子もいて、ちょっとドキッ。なんか今回は楽しくなるかも~!と思っていた矢先のこと…。

この日、事前の注意事項の“持ち物は、ボールペン、タオル、身分証明証。エプロンは貸し出します。汚れてもいい服装で”を鵜呑みにした記者は、身軽なジーンズに足元はスニーカーという超ラフなスタイル。合コンにあらぬ格好とは自分でも思ったけど、土で汚れるんだし、TPOを優先したわけです。

ところが! 残りの女子5名はみ~んなスカート。しかも、透け感のある春色ボウタイブラウスにフレアスカート、とか、女子度の高いふんわりプリーツスカート、とか、陶芸とはいえ、しっかりと“合コン装備”! ちゃんとアクセサリーもキラキラしてるし、パンツスタイルなのは記者だけ…。

しかも、全員の自己PRが終わった後、司会女性の「エプロンをご希望のかたは?」との声に、おもむろにマイエプロンを取りだす向かい席の女子3人。それを見て平静を装いながら内心動揺した記者。そうか、こういうところで女子力をアピールしなければいけなかったのか…と猛省している間に手を挙げそびれ、結局、女性陣で記者ひとりだけがエプロン無しで作業をするという、女子力に欠けまくった姿勢を逆アピールして臨むことに。はす向かいに座った流川クンにも見られてしまったし、女らしくないと思われただろうな…とガックリ。
(後編に続く。次回は4月17日火曜の16時公開予定)

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