芸能

ノッチ ネットで趣味の車の画像を眺めたため妻から激怒される

 お笑いコンビ・デンジャラスのノッチ(46才)の本業はお笑い。しかし妻から「つまらない」「最悪」とダメ出しを食らう。妻の佐藤友美さん(36才)とはふたりでテレビ出演することも多いが、本誌上ではそんなダメ夫とキョーレツ妻のやりとりを夫婦漫才風にお届けします。

友美さん:「最近、始めたゴルフだってそうでしょう。肝心のコースには全然、出ないでゴルフクラブばっかり磨いて。だいたいレギュラー番組ひとつもないくせに、ゴルフなんてお金のかかるスポーツにまで手を出して! もー!」

ノッチ:「でもクラブを磨くだけならお金かかってないでしょ」

友美さん:「そういう問題じゃないの! やらない趣味に時間をかけるのがまったく理解できない。あと、車もね。クラシックとかなんとかいって、旧車が燃費悪いことを知っているくせに、やたら欲しがるのやめてくれない?」

ノッチ:「だってクラシックカーって見た目がかっこいいんだもん」

友美さん:「過去に乗ってた車も燃費が悪くて、故障してそのたびに修理費がかかっているのに、学習能力ゼロ」

ノッチ:「はぁ…。でも、ぼくの場合は買うんじゃなくて、ネットで自分の好きな車を検索して、その画像を眺めたり、エンジン音を聴いて、うっとりする程度。まったくお金がかかってないよ」

友美さん:「ちっさい! 私はバイクやゴルフやるなとはひとこともいってないよね?」

ノッチ:「(たじたじしながら)じゃぁ、どうすれば…」

友美さん:「先々のことを不安がるんだったら、いまの仕事をがんばれっていうの。本業のお笑いをがんばって、レギュラーを持って稼いだら、いくらだってバイクを買っていいし、ゴルフだってやっていいのよ。ホント、先のことを考えないで、いま欲しいものにばっかり手を出すからダメ」

ノッチ:「ごもっともで…」

友美さん:「だいたい、普段、買ってくる洋服だってセール品ばっかりで、まったく着ないでタンスのこやしになってるじゃん。そういうのをなんていうか知っている? 安物買いの銭失いっていうの!」

ノッチ:「だって何十%オフとかかいてあるとすぐにそっちに目がいくんだから、しょうがないでしょう」

友美さん:「それが先のことを考えないで、いま目の前にあるものに飛びつく悪い習性なんだってば。何度いったらわかるのよ」

ノッチ:「はぁ(肩を縮めてハンカチで汗をぬぐう)」

友美さん:「私へのプレゼントだってそうだよね? あー、これも忘れもしない。お誕生日にブーツが欲しいっていって、買ってきたのが…」

ノッチ:「あー、あれね」

友美さん:「そう! 赤いエナメル素材でしかも中途半端な長さのブーツ。私が欲しいものと全然違って」

ノッチ:「だって、ブーツだったし、まぁいいかなぁと思って」

友美さん:「こっちには欲しいブーツがあるの!」

――それで結局、そのブーツはどうしたんですか?

ノッチ:「返品させられました」

友美さん:「当然。だって自分が気にいっていないから、履くことはないですからね。それで一緒に返品にいったら、バーゲン品で70%オフの商品ってことがわかったんです」

ノッチ:「つい、安いほうに目がいっちゃうんですよね」

友美さん:「だーかーらー、それが安物買いの銭失いだっていうの! だいたいねえ、自分で気にいって買ったものなら、高くても大事にするでしょ」

※女性セブン2012年5月10・17日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン