芸能

トリンドルCMで注目の鳥取はわい温泉 観光客前年比4割増

 トリンドル玲奈(20才)効果で、鳥取県のはわい温泉に観光客が急増しているという。

“お父さん犬”や上戸彩らのコミカルなやりとりで人気のソフトバンクのCM「白戸家」シリーズ。「ハワイからの留学生」篇では、トリンドル扮するハワイからの留学生というタダが、白戸家にホームステイするという設定。“お父さん犬”に「ハワイのどのへん?」と聞かれたタダが、「鳥取。鳥取のはわいだでぇ」と方言で答えるコミカルなやりとりを見せ、“はわい温泉”の看板が数秒映し出される。

 インパクトのある内容が話題を呼んだが、はわい温泉の知名度も急上昇した。はわい温泉・東郷温泉旅館組合の事務局長・和湯武士さんは、こう話す。

「宿泊客の数は、昨年と比べて3月は25%、4月は22%増えています。観光客は全体としても昨年よりも4割ぐらい増えたのではないでしょうか。なかには、島根の玉造温泉などの有名な温泉から、こちらに行き先を変更するかたもいらっしゃいました。CMの後押しはあったと思います」

 はわい温泉のある湯梨浜町観光協会・産業振興課の三ツ井和彦さんも、反響についてこう語る。

「CM放送直後は、ホームページのアクセスも倍以上になりました。日本に“はわい”という温泉があるなんて知らなかった、といった声や一度泊まってみたい、という声もありました。CMにも登場した看板がある国道では、色んな人が写真を撮るようになりましたね」夏に向けて、ホームページでは、「鳥取のHawaiに行こう!」とPRしている。

 2月から放送開始した「ハワイからの留学生」篇のテレビCMは終了しているが、鳥取県はCMでの話題を機にトリンドルを“鳥取ふるさと大使”に任命して引き続き観光PR中。「鳥取に行ったことない」との仰天発言も飛び出したトリンドルだが、実際に行ってPRしたら鳥取ブームが到来するかも!?

関連キーワード

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
12月9日に亡くなった小倉智昭さん
【仕事こそ人生でも最後は妻と…】小倉智昭さん、40年以上連れ添った夫婦の“心地よい距離感” 約1年前から別居も“夫婦のしあわせな日々”が再スタートしていた
女性セブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
元夫の親友と授かり再婚をした古閑美保(時事通信フォト)
女子ゴルフ・古閑美保が“元夫の親友”と授かり再婚 過去の路上ハグで“略奪愛”疑惑浮上するもきっぱり否定、けじめをつけた上で交際に発展
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン