ライフ

夏のお出かけ 新スポットだけでなく既存商業施設も狙い目

 2012年に入り、お台場の「ダイバーシティ東京」(4月19日)や渋谷駅前の「ヒカリエ」(4月26日)、東京スカイツリーのお膝元に完成した「東京ソラマチ」(5月22日)など、大型商業施設のオープンが相次いだ。こうした流れを受けて、既存の商業施設や郊外型のアウトレットモールには“テコ入れ”を行う所も現れ始めている。

 例えば、栃木県の那須に立つ「那須ガーデンアウトレット」は、夏休み突入直前の7月19日にスケールアップオープンする。同アウトレットは2008年7月に開業。ゆったりとした敷地や恵まれた自然環境を活かして、空間の贅沢・時間の贅沢・心の贅沢を満たす新たなリゾートライフスタイル「リゾレット」が特徴だ。那須・塩原地区は、東京から約180km、東京駅より東北新幹線で約75分、行楽地に近くて観光とショッピングを手軽に楽しめる立地条件。

 近隣には、毎夏、皇族の方々が利用される御用邸をはじめ、「ハンターマウンテンゆりパーク」「りんどう湖ファミリー牧場」「那須どうぶつ王国」など、家族で楽しめるレジャー施設も多く、避暑、紅葉、ゴルフ、ウィンタースポーツと、四季を通じて多くの観光客でにぎわっている。

 7月19日のスケールアップオープンでは、エスニック雑貨・モダン和雑貨・オリジナルチャイドリンク3つの業態からなる「チャイハネDEPO」など業態初出店の6店ほか、レディースファッションの大幅拡充を軸に新たに39店がラインナップに加わって、店舗数は合計148店舗に拡大。それを記念したさまざまなセールも予定されている。

 また8月2日には、タレント・はるな愛らを招いて『那須ガーデンリゾートコレクションproduced by GirlsAward』を開催。出演は、はるな愛のほか、佐藤かよ、浦浜アリサ、大石参月、菅原沙樹、南條有香、マギー、真崎ゆから人気モデルやアーティストがファッションショーやトークショー、ライブなどを行う。

 夏休み、新スポットも気になるが、まだまだ混み合う。既存のスポットも新スポットに対抗して集客に力を入れるべく、さまざまな工夫をしている。“そういえば行ってなかった、あのショッピングモール”や、開業当初に訪れて“混んでいて、満喫し損ねたあのスポット”などが、おトクに楽しめるチャンスなのかもしれない。

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン