「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(園のホームページより)
熊本県の保育園で女児に性的な行為をしたとして、当時この園に勤務していた団体職員・林信彦容疑者(53)が逮捕された。
事件の発覚は昨年の4月。女児が自身の親に被害を訴え、熊本県警に届け出があったことから、捜査が進められていたという。地元紙記者が話す。
「男には強制性交等の疑いがかけられている。県警が聞き込みなどを行なった結果、容疑がかたまり12月9日に逮捕に至った。調べに対し林容疑者は容疑を認めており、『性的欲求を我慢できなかった』旨の供述をしている。
捜査関係者は男が2019年夏頃、園内の人けがない場所に女児を呼び出して犯行に及んだとみられています。警察は同様の犯行に及んだ可能性も視野に、調べを進めています」
あまりに卑劣な犯行──この男は何者なのか。
「容疑者は過去に熊本県にあった、保育士養成を目的とした県立専修学校の出身。この学校は1992年から男子学生を受け入れており、林容疑者は20代前半にこの学校で勉強していたそうです」(同前)
男は少なくとも20年以上、保育に携わる“ベテラン”だった。1995年に発刊された当時の地元紙には、学生時代の容疑者を含め、4人の“保育士のたまご”がインタビューに答える記事が掲載されていた。
