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紅白落選で仕事激減の美川憲一 ギャラも半分の500万円に

 7月末、所属事務所から社員6人が退社したことに端を発した美川憲一(66才)の独立騒動。給料の遅配が退社理由だったが、8月14日、アメリカから帰国した美川は成田空港で会見を開き、彼自身にもギャラの未払いがあることを明かした。

 現所属事務所社長のA氏を非難こそしなかったものの、今後は彼とは袂を分かち、自身がプロデュースする鉄板焼店「みかわ」のオーナーと共に新事務所を設立するといわれている。

 A氏は、美川の所属事務所の先代社長が他事務所から引き抜いてきた敏腕マネジャーだった。先代社長が2000年に脳出血で急死すると、美川の要望もあって、A氏は副社長から社長に就任。美川とA氏とは24年にわたって苦楽をともにしてきた。そのA氏との縁を絶ってまで独立する理由は、“お金”だった。

 このような状況を招くことになった背景をたどると、2010年、それまで19年にわたって連続で出場していた『NHK紅白歌合戦』の落選に行き着く。それを境に、美川の仕事が激減していったのだ。

「月10本あった地方公演が月3本ほどに減りました。しかも、その公演がソロではなく、研ナオコやコロッケとのジョイントコンサートといったものが増えていったんです」(音楽関係者)

 ギャラの単価も1本800万~1000万円だったのが、500万円ほどに落ちてしまったという。

 このままでは事務所の経営が困難と判断したA氏は、美川に美川本人の取り分を減額してくれるよう訴えたが、美川はこれを断固拒否。そのため、会社経営がうまくいかなくなり、今回の事態を呼んでしまったようだ。

※女性セブン2012年9月6日号

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