ライフ

結婚20年目男 嫁がアゴ髭を剃る姿目撃し完全に性欲喪失

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、デパート勤務のご主人(48歳)。奥様(47歳)とは今年で「磁器婚式」(結婚20年目)だそうです。

 * * *
 朝、洗面所で電気シェーバーを使っていると、「私にも貸して」と女房。「更年期で男性ホルモンが増えたせいか、アゴに髭が生えてきちゃったのよ」って、女房にアゴ髭とはショックです。

 シェーバーを使った女房が、出勤準備をする僕のホッペにチュッ! これって「今夜は愛し合おうね」というサインなんです。でも、アゴ髭を見てしまって、とてもそんな気分にはなれません。

「僕も更年期かなあ。男性機能が減退するっていうけど、そういう欲求が起きないんだよ」そういって家を出ました。

 帰宅すると、朝は不満気な表情だった女房が満面の笑み。

「男性機能の低下には玉葱とニンニクがいいんだって。だから、ニンニクたっぷりの玉葱牛肉炒めを作ったの」

「いや、その……更年期の影響だと思うんだけど、油物とか炒め物が急に食べられなくなったんだ。お茶漬けにしてくれる?」

 すると女房が「ちょっと待って! 昼間、更年期の本を買ってきたのよ」とページをめくり、

「症状は……炒め物が食べられないなんてどこにも書いてないわよ!」

「いや、その……僕の場合は新種の症状で……」

「つべこべいわず、早く食べてベッドへGO!」
 
 GO? 連想しちゃったよ、アゴ(GO)髭を。

※週刊ポスト2012年10月26日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
宗田理先生
《『ぼくらの七日間戦争』宗田理さん95歳死去》10日前、最期のインタビューで語っていたこと「戦争反対」の信念
NEWSポストセブン
焼損遺体遺棄を受けて、栃木県警の捜査一課が捜査を進めている
「両手には結束バンド、顔には粘着テープが……」「電波も届かない山奥」栃木県・全身焼損死体遺棄 第一発見者は「マネキンのようなものが燃えている」
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン