国内

マックでポテト大量買いしネット住民に怒られた理不尽な理由

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。10月26日配信の『メルマガNEWSポストセブンVol.37』号でも、

「上杉隆氏の盗用騒ぎ、こりゃどうなるのでしょうか」
「AKB板野友美が突然メディア論をFacebookで語り始め話題に」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「マクドナルドのポテト23個買った人がなぜか怒られる」という記事だ。

 * * *
 現在マクドナルドでは、マックフライポテトをS、M、L限らず150円で売っていますが、Lを23個買い、ツイッターに写真をアップした人物がなぜか猛烈に叩かれています。件の人物は、23個のポテトをトレイに乗せ、山盛りポテト状態にしたわけですが、これが「食べ物で遊んで!」「店に迷惑をかけるな!」と叩かれたのですね。

 まぁ、私など、そいつがカネ払って買ったもんはその後どうしようがいいじゃん、なんて思うわけですが、一部の方にとってはこれが非常に気になるようです。お前は食いものを残さないのかよ、と思うわけですが、「世界には飢えている人がいるのに…」という人がいる。だったらお前は貯金全額注ぎ込んで飢えている人に小麦粉でも送ってやれよ、と思う次第でございます。

 とはいっても、テレビ番組で「残ったものはこの後スタッフがおいしくいただきました」なんて言葉が出るわけですよ。これはどれほど多くの人が「食べ物を残す」ことに対して嫌悪感を抱いているか、ということの証左でございます。

 で、ポテト23個の方々ですが、別に残したとは書いていないんですね。4人でポテト23個注文した、というところで終わっているわけですが、その写真1枚で沸点の低い人からは大激怒されたのですね。

 その後、ポテト23個買ったことをツイッターで紹介する人が続出するわけですが、その方々は特に炎上することもなく…。最初にやった人が叩かれるという実に理不尽な展開なわけでございます。

※参考サイト
・【画像】マックのポテト全サイズ150円で「ポテトパーティ」をする人達が続出 ポテトL23個『NAVERまとめ』

※メルマガNEWSポストセブンVol.37

トピックス

新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
あとは「ワールドシリーズMVP」(写真/EPA=時事)
大谷翔平、残された唯一の勲章「WシリーズMVP」に立ちはだかるブルージェイズの主砲ゲレーロJr. シュナイダー監督の「申告敬遠」も“意外な難敵”に
週刊ポスト
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左/バトル・ニュース提供、右/時事通信フォト)
《激しい損傷》「50メートルくらい遺体を引きずって……」岩手県北上市・温泉旅館の従業員がクマ被害で死亡、猟友会が語る“緊迫の現場”
NEWSポストセブン
財務官僚出身の積極財政派として知られる片山さつき氏(時事通信フォト)
《増税派のラスボスを外し…》積極財政を掲げる高市早苗首相が財務省へ放った「三本の矢」 財務大臣として送り込まれた片山さつき氏は“刺客”
週刊ポスト
WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
NEWSポストセブン