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2013.07.05 07:01  SAPIO

エキノコックス 感染気づかず治療しないと10年後致死率90%

 中国で発生し感染が拡大した新型鳥インフルエンザH7N9、中東で猛威を振るう新型コロナウイルス……。世界では新たな感染症が日々生まれ、人類を脅かし続けている。ここでは動物との触れ合いによって感染する可能性がある恐ろしい病気を解説する。

【エキノコックス(成虫)】
 キタキツネや野ネズミが持つ寄生虫エキノコックスが病原体となる。上腹部の膨満感にはじまり、発熱、黄疸が出て、肝機能障害を起こす。北海道では毎年十数名の感染者が報告される。症状が現われてから気付かずに治療せずにいると、致死率は5年後で70%、10年後で90%以上となる。

【サル痘】
 自然宿主はアフリカのリスで、サルに感染するとヒトの天然痘のような症状となる。サル痘ウイルスが人に感染すると、発疹、発熱、頭痛、悪寒、咽頭痛、リンパ節腫脹が現われ、重症例では天然痘と見分けがつかない。致死率10%。2003年にアメリカの3つの州で集団感染が確認されている。

※SAPIO2013年7月号

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