ライフ

今更人に聞けない1600万ダウンロード『パズドラ』って何?

 ネットの世界では常識になっていても、実はよく知らない。でも今更、人に聞くのも恥ずかしい…。そんなものってありませんか? 今回は誰もが知ってる大人気ゲーム『パズル&ドラゴンズ』について、ITジャーナリストの石川温さんが教えてくれます。

 * * *
 今、スマートフォン向けゲームで圧倒的な人気を誇るのが『パズル&ドラゴンズ』、通称パズドラです。サービス開始から1年4か月で累計1600万ダウンロードを突破。パズドラを提供するゲーム会社「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の時価総額が、ゲーム業界大手の任天堂を一時上回るなど、今最も勢いのあるゲームだといわれています。

 これほどまで、パズドラが人気なのにはどんな理由があるのでしょうか。実際に遊んでみると、とにかくゲーム初心者でも簡単に楽しめ、熱中できる工夫が至る所にちりばめられています。

 まず、パズドラは「ドロップ」という玉を前後左右、斜めに動かして、同じ色のドロップを3つ以上並べて消していく、よくあるパズルゲームが基本となっています。ただし、時間内であれば自由に並べられるなど、ほかのパズルゲームに比べて焦る必要がなく、初心者に優しいつくりになっています。

 さらにドロップを消していくことで、敵のモンスターを倒し、自分のキャラクターを育成するというロールプレーイングゲームの要素が組み合わされています。日本人が好きなゲームをふたつ組み合わせたことが大ヒットにつながったといえそうです。

 また、課金しないとなかなかクリアできない他のスマホソーシャルゲームに比べて、お金を支払わなくても、かなり遊べるという安心感も、多くの人から支持されている理由のようです。

※女性セブン2013年8月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト