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《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評

次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)

次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)

 石破茂首相(自民党総裁)が7日に退陣を表明したことを受け、自民党では“総裁選レース”が早くも熱を帯びている。

 首相が退陣を表明した翌8日には早くも茂木敏充・前幹事長が立候補の意向を表明し、先陣を切った。茂木氏は「私のすべてをこの国に捧げたい」と並々ならぬ意欲を示している。続いて8日夕方には林芳正・官房長官が出馬する意向を固めたことが報じられた。総裁選の顔ぶれはどのようになるのだろうか。

 全国紙政治部記者はこう話す。

「茂木氏はいの一番に名乗りを上げましたが、本命は小泉進次郎・農水相と高市早苗・前経済安全保障相とみられています。小泉氏は圧倒的な知名度を誇り、高市氏は前回の総裁選で決選投票まで進んでいます。この2人が軸になるとみていいでしょう。

 小泉氏の強みは抜群の知名度と発信力。『令和の米騒動』といわれた米価の高騰では、農水相として備蓄米の放出という大胆な対策を打ち出し、『進次郎米』という言葉も生まれたほどです。JAの反発など批判もありましたが、スピード感や実行力という意味では一定の評価を受けています。

 高市氏は党内でも特に保守色の強い政治家として知られ、毎年欠かさず行う靖国神社への参拝はライフワークともいわれています。だからこそ、保守層からの支持が厚く、石破政権で流動化した保守層からの支持回復を期待する声もあります」

 一方、両氏には課題も多い。自民党関係者はこう説明する。

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