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実家が裕福な妻 夫の収入を上回る役員報酬の存在を夫に隠す

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(53歳)が食品メーカー勤務の奥様(50歳)。「収入差」婚です。

 * * *
 私の実家は貸しビル業をやっていて、私も役員の一人です。これって主人には絶対に内緒なんですけど、たっぷりと役員報酬をもらっていて、結婚以来、ずっと私の収入の方が主人の月給を上回っています。

 そうとは知らない主人の口癖は、「オレの稼ぎで家族みんなを養ってるんだからな!」。家族でハワイ旅行に行った時も「ご近所で海外旅行はウチだけだろ?」。鼻ピクピクで「感謝しろよ!」の表情の主人。「アナタの稼ぎだけでは無理。旅行代金の大半は私のポケットマネーですから!」。そういいたいけど、女は黙ってせっせとヘソクリです。

 実はこの夏、私、欲しかったブランド品のバッグがあって、自分のポケットマネーで買っちゃいました。ところがそれを見つけた主人は、自分のボーナスで買ったと勘違いして「オレのボーナスを無駄遣いしやがって!」。こんな時は平謝りするのが一番です。私が素直に謝ると、

「大丈夫なのか? 家計のやりくり」
「ちょっと大変かも」
「仕方ない。家計の足しにしろ」

 ボーナスから引いた10万円をポン。やったぁ! また、ヘソクリしちゃおうっと!

※週刊ポスト2013年8月16・23日号

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