<誰か助けて><もう…わけわかんない…>──各地で猛暑日が続いた8月12日、ツイッターに投稿された少女のつぶやきが話題になった。ツイートによると、少女は両親と国内旅行に出かける際、国内航空会社のペットサービスを利用し、愛犬のチワワを空港で預けた。そして旅先の空港に到着しゲージを受け取ると、犬はひっくり返ってぐったり。すぐに家族が獣医に連れて行ったが、死んでしまったという。
犬は人のように汗をかいて熱を発散することができないため、あまりにも暑いと体温調節ができなくなり熱中症にかかってしまう。この預かりサービスの注意事項には飛行機に乗せ降ろしするときの外気について、「特に夏場においては駐機場の反射熱などにより外気温に比べて高温になる場合もございます」という但し書きがあり、さらにペットの死傷に対し、航空会社側に「迷惑をかけない」という同意書も求められる。
この航空会社では再発防止策を検討中。他の航空会社でも同様のサービスは実施している。航空各社にペットの安全対策をより講じてもらいたいのと同時に、残暑厳しい9月、飼い主もペットの体調には注意したい。
※女性セブン2013年9月12日号