国際情報

中国の女子大生 富裕層男性と「週末愛人」契約結ぶ例が増加

 中国で「性の改革開放」が猛烈な勢いで進んでいる。中国在住フリーライターの西谷格氏が赤裸々な実態を報告する。

 * * *
 上海市内にある総合大学の校門前。全国から集まったエリート学生たちが下校する夕方、じっと観察していると、時おり奇妙な場面に出くわす。
 
 ポルシェやベンツ、ボルボなど、学生に似つかわしくない高級車が横付けされて、ブランドもので着飾った若い女たちが乗り込んでいくのだ。迎えに来た男たちは30代後半~40代が中心。なかには50~60代と思しき男性も複数いた。
 
 カップルにしては不釣り合いな女子大生たちは、中国の都市部で増えている「週末愛人」。講義のない週末に富裕層の男性と愛人関係を結んでいるのである。
 
「週末愛人」は数年前から存在が指摘されていたが、就職難が続いている近年ではその数が急増しているとされ、大学卒業後も本格的な愛人として継続するケースもある。
 
 大学4年生、22歳の「週末愛人」に話を聞いた。女優の蒼井優に似た端正な顔立ちの美人。日本でも人気があるブランドのTシャツをラフに着こなし、化粧は薄め。童顔で、純朴な印象だ。
 
「彼と出会ったのは半年前。バス停で待っていたら突然目の前に黒いボルボが停まって、『近くまでなら送ってあげる』と声をかけられたんです」
 
 男は不動産会社の社長をしていた。車中で連絡先を交換すると、翌日には高級海鮮レストランで食事をおごってもらった。その1週間後の彼女の誕生日には、高級ホテルの眺めの良い一室を借り、友人たちを呼んで盛大に祝ってくれた。
 
 パーティーを終えて部屋で2人きりになったときに渡されたのが、ダイヤモンドが散りばめられたカルティエのブレスレット。価格は8万元(約130万円)。交際を申し込まれ、そのまま一緒に寝た。
 
「コンドームを使ったことは今までに一回もありません。彼のために、避妊用ピルを飲んでいます」
 
 それでも交際2か月後には妊娠してしまい、中絶する代わりに白色のボルボ(約500万円相当)を貰ったという。

※SAPIO2013年11月号

関連キーワード

関連記事

トピックス

WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《デートはカーシェアで》“セレブキャラ”「WEST.」中間淳太と林祐衣の〈庶民派ゴルフデート〉の一部始終「コンビニでアイスコーヒー」
NEWSポストセブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン
Aさんは和久井被告の他にも1億円以上の返金を求められていたと弁護側が証言
【驚愕のLINE文面】「結婚するっていうのは?」「うるせぇ、脳内下半身野郎」キャバ嬢に1600万円を貢いだ和久井被告(52)と25歳被害女性が交わしていた“とんでもない暴言”【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《独特すぎるゴルフスイング写真》“愛すべきNo.1運動音痴”WEST.中間淳太のスイングに“ジャンボリお姉さん”林祐衣が思わず笑顔でスパルタ指導
NEWSポストセブン
食欲が落ちる夏にぴったり! キウイは“身近なスーパーフルーツ・キウイ”
《食欲が落ちる夏対策2025》“身近なスーパーフルーツ”キウイで「栄養」と「おいしさ」を気軽に足し算!【お手軽夏レシピも】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
「どうぞ!あなた嘘つきですね」法廷に響いた和久井被告(45)の“ブチギレ罵声”…「同じ目にあわせたい」メッタ刺しにされた25歳被害女性の“元夫”の言葉に示した「まさかの反応」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
遠野なぎこと愛猫の愁くん(インスタグラムより)
《寝室はリビングの奥に…》遠野なぎこが明かしていた「ソファでしか寝られない」「愛猫のためにカーテンを開ける生活」…関係者が明かした救急隊突入時の“愁くんの様子”
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)が犯行の理由としている”メッセージの内容”とはどんなものだったのか──
「『包丁持ってこい、ぶっ殺してやる!』と…」山下市郎容疑者が見せたガールズバー店員・伊藤凛さんへの”激しい憤り“と、“バー出禁事件”「キレて暴れて女の子に暴言」【浜松市2人刺殺】
NEWSポストセブン
目を合わせてラブラブな様子を見せる2人
《おへそが見える私服でデート》元ジャンボリお姉さん・林祐衣がWEST.中間淳太とのデートで見せた「腹筋バキバキスタイル」と、明かしていた「あたたかな家庭への憧れ」
NEWSポストセブン
先場所は東小結で6勝9敗と負け越した高安(時事通信フォト)
先場所6勝9敗の高安は「異例の小結残留」、優勝争いに絡んだ安青錦は「前頭筆頭どまり」…7月場所の“謎すぎる番付”を読み解く
週刊ポスト
アパートで”要注意人物”扱いだった山下市郎容疑者(41)。男が起こした”暴力沙汰”とは──
《オラオラB系服にビッシリ入れ墨 》「『オマエが避けろよ!』と首根っこを…」“トラブルメーカー”だった山下市郎容疑者が起こした“暴力トラブル”【浜松市ガールズバー店員刺殺事件】
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《熱愛ツーショット》WEST.中間淳太(37)に“激バズダンスお姉さん”が向けた“恋するさわやか笑顔”「ほぼ同棲状態でもファンを気遣い時間差デート」
NEWSポストセブン