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別の病院への紹介状を依頼して嫌がる医師は失格との評

 ただでさえワラにもすがる思いで病院に行ったのに、医師から不安をあおられたり、ときにはさらなる地獄を見せられたり。あるいはいつも気になっていたけど、誰に聞いたらいいかわからない病院の謎について、医者であり医療ジャーナリストの森田豊さんが教えてくれた。

Q:紹介状の効力ってなんですか?――この質問にはどう答えるか?

「よく、個人病院で納得した医療を受けられず、紹介状を書いてもらいたいのにためらってしまう患者さんがいますが、決してためらわず申し出るべきです。もし、紹介状を書いてもらいたいと医師に伝えたときに嫌がるようであれば医師として失格。即座に医療機関を変えたほうが賢明だと思います。

 逆に紹介状というと、医師同士のコネのようなイメージを持つ患者さんもいますが、それは間違い。最初の病院で医師が診た所見や検査結果などを次の病院へと引き継ぐ役割を果たします。また紹介状なしで行くと高い場合には8000円以上の特定医療費を取られることもあります」(森田さん)

※女性セブン2013年11月14日号

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