iPhoneの場合、世界共通の仕様だからユーザーが設定する必要がないと信じている人がいるが、そこが落とし穴だ。知らずに定額対象ではない事業者に接続し、そのまま普段通りに地図アプリやSNSを利用して何十万円にものぼる請求を受けた人もいる。この請求は逃れられない。必ず、どの事業者とiPhoneが接続しているのかは確認するべきだ。

 iPhoneのバージョンによって確認方法が異なるが、iPhone5の場合は「設定」から接続しているキャリア名を確認できる。わかりにくい場合は出発前に近くの携帯ショップで尋ねるか、サービスダイヤルに電話して聞いておくと安心だ。

 日本の携帯電話キャリアによる海外でのデータ通信ローミングサービスが始まって以来、何度も高額請求が問題になった。そのため、各社とも受信無料のSMSでマメに情報を送信するようになっている。このSMSのメッセージを落ち着いて読めば、自分が何を設定すべきなのか、定額でつながる事業者はどこなのかわかるので、使い方にあわせて設定すればよい。わからない場合に質問するためのサービスダイヤル番号も記載されている。

 海外旅行はとかく開放的な気分になりがちだ。だが、渡航先の空港に着いてスマホの電源を入れたら、真っ先に送られてくる携帯電話会社からのSMSだけは落ち着いて読んで確認して欲しい。

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