48歳で念願のデビュー果たした佑多田三斗氏は元IT企業会長
現在、佑多田氏は新曲『つぼみ』を引っ提げ、月に数回、他の歌手たちとともにコンサートを兼ねた営業活動に精を出す。会場では紅白歌合戦の初出場を決めた民謡歌手の福田こうへいや、第二の氷川きよしと言われる竹島宏らと一緒になることもあるという。
「彼らに引け目を感じることはありませんが、さすがに自分より一回りも下の世代ばかりなので、年齢の違いは隠せないですよね」
と苦笑いする佑多田氏。将来の目標はやはり紅白への出場か。意気込みを聞いてみた。
「もちろん、最終的には紅白に出てみたいという夢はあります。ただ、いまは少しでも多くの人に佑多田三斗の名前を知ってもらえるように、どんな脇役のコンサートでも全国どこへでも飛んでいきます。
単独でのコンサートができるようになれば、新しく生まれ変わる新宿のコマ劇場を満員にしたいという目標はあります。トークも得意なので、一部で芝居、二部でコンサートなんてできたら最高ですね。喋りを生かしてトーク番組のひな壇に座ることだって厭わない。そこから歌が広まっていくこともありますしね」
とことん貪欲に芸能界で活躍するチャンスをうかがう佑多田氏。遅咲きの“つぼみ”が満開になる日が来るか。