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「じゃあまあいいか」が口癖女 陰で「ジャマイカ人」の渾名

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回は寄せられたのは、家電メーカー勤務のご主人(55歳)。奥様(55歳)はかなりの癖の持ち主です。

 * * *
 あるアンケートで「直したい癖ランキング」というのがありました。1位は「足を組む」、2位は「髪を触る」、3位は「爪を噛む」で、以下「独り言」「決まった口癖」「舌打ち」「貧乏ゆすり」「頬杖をつく」……ウチの女房、全部当てはまるんです。

 二人で食事に行った時は特に要注意ですね。席に座るとすぐに足を組んで頬杖をつくので、注意すると「こうしてると貧乏ゆすりが止まるの!」。何回も髪を触るので「食事中にやるのは西洋ではマナー違反なんだよ」というと、「ホント、口うるさいんだから」と舌打ちし、爪を噛み始めます。

 そして小さな声で独り言を言い始めたかと思うと、口癖の「じゃあ、まァいいか」を連発。そんな女房を僕は密かに「ジャマイカ人」と呼んでるんですが、料理についても「イマイチだけどこの値段だし、じゃあ、まァいいか」。

 僕が「声が大きいよ!」と注意してため息をつくと「私の癖ばっかりいうけど、アナタだって、ため息つく癖があるじゃない」と女房。これは癖じゃなくて、お前のせいなの!

※週刊ポスト2014年2月7日号

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