国内

安倍家の後継者は首相の甥 語学堪能でスポーツマンの23歳

 東京・渋谷区の安倍晋三首相の邸宅。お屋敷街の中でもひときわ目立つ豪邸は、1階から3階まで内階段で結ばれた広いメゾネットタイプで、2階が首相夫妻の居室、3階は首相の母で故・安倍晋太郎元外相の夫人、洋子さんの居室になっている。1階には数年前まで首相の兄で三菱商事パッケージング社長の安倍寛信(ひろのぶ)氏の一家が暮らしていた。

 政治家や後援者、さらには番記者が足繁く通うこの邸宅から、永田町を揺るがすある情報が発信されていた。昨年の年末、地元・山口の古くからの後援者が洋子さんを訪ねた時のことだ。

「洋子さんがねぇ、眼を細めながらある写真を指さすんですよ。この子にね、晋三の跡を継がせることになったのよ、ってね」

 洋子さんが指さしたのはリビングのテーブルの上に飾られていた一枚の写真。安倍家と森永製菓のオーナーの松崎家(昭恵夫人の実家)、そしてウシオ電機オーナーの牛尾家(長男・寛信氏の夫人の実家)との一族集合写真を大きく引き伸ばしたもので、昨年の夏前に撮影されたものだという。

 そこで洋子さんが指さしたのは、寛信氏の長男、つまり首相の甥である孫・寛人(ひろと)氏の精悍な姿だった。

「跡を継がせる」とは、首相の祖父の寛氏(代議士)──晋太郎氏──晋三氏と続く安倍家の政治的血脈を引き継ぐ「4代目」が決まったことを意味する。

 この後援者は「まさか」と驚いたというが、地元・山口県でも、“お世継ぎ決定”の一報は、一部の古参後援者の間に広がっていた。首相の父・晋太郎氏の代から選挙を手伝い、洋子さんが帰郷したときは、必ず会うという下関在住の後援者が嬉しそうに語る。

「後援会関係者の忘年会や新年会では、洋子夫人から寛人君のことを聞かされたという人がいて、やっと後継者が決まったという話題で盛り上がりました。これまでは、持病を抱える晋三さんに何かあれば、昭恵さんが政治家デビューするんじゃないかという噂があったから、皆でホッと胸をなで下ろしたんです」

関連キーワード

トピックス

出産を間近に控える眞子さん
眞子さん&小室圭さんがしていた第1子誕生直前の “出産準備”「購入した新居はレンガ造りの一戸建て」「引っ越し前後にDIY用品をショッピング」
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《永野芽郁が見せた涙とファイティングポーズ》「まさか自分が報道されるなんて…」『キャスター』打ち上げではにかみながら誓った“女優継続スピーチ”
NEWSポストセブン
子育てのために一戸建てを購入した小室圭さん
【眞子さん極秘出産&築40年近い中古の一戸建て】小室圭さん、アメリカで約1億円マイホーム購入 「頭金600万円」強気の返済計画、今後の収入アップを確信しているのか
女性セブン
2場所連続の優勝を果たした大の里
《昇進当確》大の里「史上最速綱取り」がかかった5月場所の舞台裏 苦手な相手が続いた「序盤の取組編成」に様々な思惑が交錯
週刊ポスト
カジュアルな服装の小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットで話題》小室眞子さん“ゆったりすぎるコート”で貫いた「国民感情を配慮した極秘出産」、識者は「十分配慮のうえ臨まれていたのでは」
NEWSポストセブン
公益社団法人「日本駆け込み寺」元事務局長の田中芳秀容疑者がコカインを所持したとして逮捕された(Instagramより)
《6300万円以上の補助金交付》トー横支援「日本駆け込み寺」事務局長がコカイン所持容疑逮捕で“薬物の温床疑惑”が浮上 代表理事が危険視していた「女性との距離」
NEWSポストセブン
有名人の不倫報道のたびに苦しかった記憶が蘇る
《サレ妻の慟哭告白》「夫が同じ団地に住む息子の同級生の母と…」やがて離婚、「息子3人の養育費を減らしてくれと…」そして驚いた元夫の現在の”衝撃姿”
NEWSポストセブン
“極秘出産”していた眞子さんと佳子さま
《眞子さんがNYで極秘出産》佳子さまが「姉のセットアップ」「緑のブローチ」着用で示した“姉妹の絆” 出産した姉に思いを馳せて…
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《日本中のヤクザが横浜に》稲川会・清田総裁の「会葬」に密着 六代目山口組・司忍組長、工藤會トップが参列 内堀会長が警察に伝えた「ひと言」
NEWSポストセブン
気持ちの変化が仕事への取り組み方にも影響していた小室圭さん
《小室圭さんの献身》出産した眞子さんのために「日本食を扱うネットスーパー」をフル活用「勤務先は福利厚生が充実」で万全フォロー
NEWSポストセブン
岐阜県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年5月20日、撮影/JMPA)
《ご姉妹の“絆”》佳子さまがお召しになった「姉・眞子さんのセットアップ」、シックかつガーリーな装い
NEWSポストセブン
ホームランを放ち、観客席の一角に笑みを見せた大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平“母の顔にボカシ”騒動 第一子誕生で新たな局面…「真美子さんの教育方針を尊重して“口出し”はしない」絶妙な嫁姑関係
女性セブン