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夫婦別々の寝室を希望する女性は56%で男性は41%との結果

 結婚という形式を持続しながら、夫と妻がそれぞれのライフスタイルで生活する「卒婚」が話題だが、実際に卒婚を選択した場合、住宅の問題が浮上するケースが多い。

「家の購入、リフォームは子育てが始まる30代がピークで、第二のピークは50代です」と話すのは積水ハウス総合住宅研究所の近藤雅之さん。子供の独立で2人住まい用に、二世帯住宅にするなどさまざまだが、そこで問題になるのが寝室だという。

 女性は40代で夫婦別寝室を希望する人が増える。同社が2013年に既婚の男女を対象に行った調査によると、女性のうち同室を希望する人は44%、別室は56%。一方、男性は同室が59%、別室が41%。別室の希望は女性が若干多いという結果になった。

「別室を希望する女性の理由は、“夫のいびきや歯ぎしりがうるさい”“体感温度に差がある”“生活時間にズレがある”という答えに分かれました。一方、同室を希望する女性は、“離れる理由が特にない”との回答が大半ですが、“お互いを見守りながら眠れる”との理由は60代以上になると目立ってきます。お互いの健康が心配になってくるからでしょう」(近藤さん・以下同)

 一緒に寝たいと思っても、いびきなどを我慢していれば睡眠が害され、やがて健康に支障も出てくる。

「当社のブランドビジョン『SLOW&SMART』に基づき、各家庭に合った最新技術で別室のような空間をつくりつつ、いざという時も含めてコミュニケーションがとりやすい快適な夫婦生活を提案しています」

※女性セブン2014年3月27日号

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