○(米)4月ADP雇用統計- 4月30日(水)午後9時15分発表
・予想は、前月比+21万人
参考となる3月実績は、前月比+19.1万人だった。市場予想と大きな差はなく、まずまずの内容だった。寒波による労働市場への影響はほぼなくなった。また、2月分は+13.9万人から+17.8万人に修正されている。米労働市場の穏やかな回復は継続しており、4月の市場予想は妥当か。
○(米)1-3月期国内総生産速報値- 30日(水)午後9時30分発表
・予想は、前期比年率+1.1%
参考となる昨年10-12月期の数字は前期比年率+2.6%に修正されたが、潜在的な成長トレンドである2%レベルを上回った。1-3月期の米経済成長は同期の個人消費に左右されるが、寒波の影響などで成長率は大幅に鈍化する見込み。市場予想は妥当か。
○(米)4月ISM製造業景況指数- 5月1日(木)午後11時発表
・予想は、54.2
参考となる3月実績は53.7で2月の53.2から上昇。市場予想をやや下回ったが、製造業活動の拡大が確認された。4月については3月実績をやや上回る可能性がある。新規受注と雇用の項目が注目されそうだ。
○(米)4月雇用統計- 5月2日(金)午後9時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+21.0万人、失業率は6.6%
参考となる3月の非農業部門雇用者数は前月比+19.2万人、失業率は6.7%だった。米労働市場は穏やかな回復を続けており、寒波の影響はなくなった。4月については、4月中旬にかけて新規失業保険申請件数がやや減少していることから、一定水準の増加は期待できるとの見方が多い。市場予想は妥当な水準か。
主な発表予定は、4月29日(火):(米)4月消費者信頼感指数、5月2日(金):(日)3月失業率、5月5日(月):(米)4月ISM非製造業景況指数、5月6日(火):(米)3月貿易収支、5月9日(金):(米)3月卸売在庫。
【予想レンジ】
・ドル・円100円00銭~105円00銭