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2014.05.05 07:00  週刊ポスト

シニア向けハローワーク攻略法 意外と高給な海外が狙い目

 昨年4月から厚生年金の受給年齢の引き上げが始まり、60歳を超えても働く必要性が出てきた。しかし、その年齢で新たな仕事を見つけるのはなかなか難しい。『「58歳から65歳」こそ使えるハローワーク徹底活用術』(朝日新聞出版)の著者・日向咲嗣氏が、ハローワークで仕事を探す際の裏ワザを提案する。

【その1】「事前に『ネット版ハローワーク』で検索すべし」

 ハローワークに設置されているパソコンはタッチパネル方式で、あらかじめ決められた言葉しか検索できません。しかし、インターネットの「ハローワークインターネットサービス」では、フリーワードでの検索が可能。例えば、「年金受給者」と検索すると「年金受給者歓迎」など、シニア向けの仕事が出てくるので、事務所で検索するよりもはるかに効率的です。

【その2】「希望の時間帯と曜日は、あえて外す」

 平日・9~17時という時間帯を指定すると競争率が高くなりがちです。そこで、あえて土日・17~9時で検索すると、希望の職種が見つかりやすい。シニアで求人の多い警備員などの職種は、昼間よりも、夜の時間帯のほうがメイン。介護の仕事もそう。時間帯を逆にすると希望職種の求人が見つかることはよくあります。

【その3】“ハローワーク関連施設”を狙う

 仕事を紹介してくれるのは、ハローワークだけではありません。例えば、東京・飯田橋にある「東京しごとセンター」。ここは就業相談を受けることが主な業務なのですが、求人情報も提供されています。そこには55歳以上のシニアコーナーもあり、通常のハローワークより空いている場合が多い。“ハローワーク関連施設”が、意外な穴場になっています。

【その4】「『個別支援制度』で相談員と顔見知りになるべし」

 規模の大きいハローワークには「個別支援」制度があり、係員がマンツーマンで相談・紹介をしてくれます。完全予約制なので待たされることもない上に、係員と顔見知りになれば、いちいち希望の職種や時間帯を伝える手間が省け、こちらが希望する求人を見繕ってもらえます。また、「この職種はシニアでも大丈夫」といった経験から来る判断も的確なので、シニア採用に消極的な企業に面接に行って採用を断わられるという無駄足が少なくなります。

【その5】「意外と高給な海外が狙い目」

 勤務地を「海外」に指定すると、年齢が60歳以上でも常時150件以上の求人がヒットします。飲食業や建設関連などに交じって、現地での技術指導などがあります。これまでの経験がモノをいうので、特定分野での経験や資格を持っているシニアだと採用されやすい。しかも、給料も国内に比べて高い場合が多く、一考の価値ありです。

※週刊ポスト2014年5月9・16日号

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