ケチな人間はどこにでもいるが、もしも自分の伴侶がドケチだったら、たまったものではない…。大阪府に住む広告代理店勤務の女性・Sさん(35才)の夫(商社勤務、38才)は、まさにドケチ男だという。Sさんが、夫のケチっぷりを暴露する。
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うちは共働き。子供もいないし給料もだいたい同じなので、家賃・光熱費・生活費はすべて折半なの。
しかしまあ、このダンナのセコいこと。出すものは舌でもイヤというタイプで、すべてを1円単位まで分けるし、旅行代も全て折半。
で、週末、夕飯がてら飲みにいこうってことになって、話の流れで「今日は私のお給料日だし、私がおごるよ」って言ったのよ。そしたら、夫はすぐさま、お店の店員を呼んで「この店でいちばん高いもんと、生ビール5杯頼むわ」だって。意地汚なさ丸出し!
頭に来たから、翌週のダンナのボーナス日を狙って、「この間は、私がおごったんだから、今日はお返しして」と言うとしぶしぶ「わかった」って。
気が変わらないうちにと、急いでお寿司屋さんに連れて行ったわよ。
そして、ふたりでたらふく食べて、さあお会計ってなったら「あっ、お財布忘れた! お前があんなに急がせるからだ」ときた。
いやいやいや。しらじらしいったらありゃしない。わざとらしく何度もポケットに手を入れたりしてるけど、私にはわかる。こいつ、絶対に確信犯!
※女性セブン2014年6月12日号