そんなやり手のヤナさん、日本のメディアの注目度もあがっている。6月には『カスペ! 世界を騒がせた大事件ニュースの本人直撃SP』(フジテレビ)に“セレブ恐妻”として登場。番組では、ヤナさんはプルシェンコ選手のアイスショーをプロデュースしており、個人戦で失敗するとショーの価値が落ちるために、棄権を指示したというロシアに流れる疑惑を紹介していた。
プルシェンコの手術を公表することで疑惑は晴れたのだが、この番組で初めてヤナさんを見る人に“悪妻”のイメージが付くのではないかとやきもきするファンも多かったようだ。
「プルシェンコ選手はソチの前、ケガなどで競技を離れていましたから、五輪出場の是非についてはロシアでも論争が起きました。団体戦・個人戦両方はもたない、若手を出すべきだという声もありましたね。そういう状況で出場し、団体戦は金メダルをとり、さらなる期待が高まっていたところで棄権ですから、ロシアでバッシングが起きたのは事実のようです。その矛先が、目立つヤナさんにも向けられたのでしょう。
でも長年、応援してきたファンほど、腰に何本ものボルトが入っているプルシェンコ選手の体の状態や、二人の絆を知っています。仙台のアイスショーでは、プルシェンコ選手は演技のラスト、観客席中央にいたヤナさんを指さして、愛を届けていました」(同前)
前記の番組では、「(女は)控えめなほうが好感を持つ」というタレントのコメントが放送されていた。そういう意見もあるだろうが、日本でも姉さん女房がスポーツ選手の夫を引っ張る夫婦は少なくない。ファンが見ているのは愛があるかどうかだ。