国内

号泣野々村氏の母「うちの子は北野高校出たんや」の自慢が口癖

 あまりにもインパクトのある会見により、一夜にして世界の有名人となってしまった「号泣県議」の野々村竜太郎氏(47)。兵庫県川西市の市役所勤務という過去を持つ野々村氏は、市役所でも「扱いにくくてかなわん」(同市役所職員)ということで、いくつもの部署をたらい回しにされたそうだ。

 大声でわめき散らすこともあり、市民とかかわる部署にいると「何言いだすかわからん」ということで、外部の人と会わずに済む部署に移された。だが、職場でそのような評価を受けていても、母親にとっては自慢の息子だったようだ。

 野々村氏が川西市職員だったころの一家を知る人物がいう。

「“うちの子は北野高校を出たんや”いうのがお母さんの口癖でね。息子さんが市役所に入って間もなくの頃、近所を通ってる水路がどぶ臭くて、それを埋め立てようっていう話になったんやけど、野々村さんのお母さんが率先して署名集めをしていました。“ウチの子は市役所に勤めてるから、署名があれば絶対に実現してくれるから”って」

 その後、阪神大震災が発生したために埋め立て話は頓挫してしまったが、母は息子の実力を信じ、溺愛していたという。

「野々村さんが選挙に出ては落ちてを繰り返していた時は、お母さんが横に立って挨拶したり、もう手取り足取りやったからね。40を超えた息子にそこまでしなくても、というほどやった」(別の近所住民)

 身近に欠点をズバリと指摘してくれる人がいれば、こんなことにはならなかったかもしれないが、今となってはもう遅い。

※週刊ポスト2014年7月25日・8月1日号

関連キーワード

トピックス

劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン