○(米)7月新築住宅販売件数- 25日(月)午後11時発表
・予想は、42.5万戸
参考となる6月実績は40.6万戸だった。前月比で減少しており、新築住宅販売は好調ではないとの見方が増えている。ただし、7月時点の住宅着工件数は予想を上回っており、新築住宅の需要は減少していないとみられている。7月は反動増となる可能性があり、市場予想は妥当な水準か。
○(米)7月耐久財受注- 26日(火)午後9時30分発表
・予想は、前月比+7.5%
参考となる6月実績は、前月比+1.7%で市場予想を大きく上回った。輸送機器、機械、電算・電子機器の需要が増えた。5月に減少した反動増との見方があるが、米国の経済成長が続いていることを示唆している。7月については需要増加が想定されているが、市場予想を多少下回る可能性がある。
○(米)8月消費者信頼感指数- 26日(火)午後11時発表
・予想は、89.0
参考となる7月実績は90.9で市場予想や6月の86.4を上回った。期待指数は92.7に上昇している。8月については、先行指標となる8月のミシガン大学消費者信頼感指数が79.2に低下していることから7月の90.9を下回る見込み。大幅に悪化する可能性は低いが、市場予想は妥当な水準か。
○(日)7月全国消費者物価コア指数- 29日(金)午前8時30分発表
・予想は、前年比+3.3%
参考となる6月実績は前年比で+3.3%だった。消費税率引き上げによる影響をどう判断するか検討の余地はあるが、6月については消費増税の影響を除くと前年比+1.3%との試算がある。7月については、物価上昇を促す要因が少ないことから、コア指数の上昇率は6月と同水準になるとの見方が多いようだ。
主な発表予定は、26日(火):(米)6月ケースシラー住宅価格指数、28日(木):(米)4-6月期国内総生産改定値、29日(金):(日)7月失業率、(米)7月個人消費支出。
【予想レンジ】
・ドル/円 102円00銭-105円00銭