ライフ

ダメすぎる小学校教師 児童に「小学生よりバカ」と言われる

 モンスターペアレントという言葉に象徴されるように、我が子の可愛さあまり学校や教師に不当なクレームを付ける保護者の存在が注目されている。しかし、「クレームを入れられても仕方がない『ダメすぎる教師』がいることも事実」と語るのは、小学校教師4年目のA氏(27歳)だ。

「残念ですが、周りの同僚を見ていると、ダメすぎる教師がとても多い。大雨の予報が出ている前日に、濡れたら壊れてしまう機材を校庭に出しっ放しにしたり、保護者への連絡の手紙を毎度児童に渡し忘れて混乱させたりする教師もいます。児童が『あの先生は小学生よりバカだよ』と言っていて、申し訳ない気持になりました」(A氏)

 こうした教師は若い世代に多いのかと思いきや、ベテランの中にも「困った教師」は多いのだという。別の小学校教師・B氏(28歳)が語る。

「同じ学校に勤めている女性の先輩教師(50代)が、お気に入りの男の子を『お仕置きだ』と言って、しょっちゅう膝の上に座らせるんです。6年生の担任をしているのですが、さすがにセクハラですよ。クレームこそ来ていないようですが、多感な時期の児童には絶対にやってはいけないことだと思います。

 他にも、5年生の担任をしている男性教師(40代)は、終礼のあとに教室でアイドルのDVDを観ていました。正直、若い教員よりも変なことをする先輩は多いです」

 不当なクレームを入れる保護者も問題だが、教師側もあらためて節度やモラルを見直す必要があるだろう。Google検索で「モンスターペアレント」と入力すると9月中旬現在で57万件がヒットする。その一方、「モンスター教師」233万件、「モンスター先生」は134万件となっている。

関連記事

トピックス

「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン