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ママ友で悩んだ作家・深沢潮氏 仲間外れになった経験を語る

 母親たちにとっての大きな悩みの種となっているという「ママ友」。作家・深沢潮さんの新著『ランチに行きましょう』(徳間書店)には、ママ友つきあいの困難と過酷がリアルに描かれている。そこにあるのは、嫉妬や嘘、告げ口や仲間外れ…。実は2人の子を持つ母親でもある深沢さん自身、かつてママ友に悩んだ経験があった。

「今、高校生になる子供の幼稚園は高校まである付属校だったので、親子共々つきあいも長いため、ものすごく気を使ったんですが、リーダー的なママに疎んじられ、つらい思いをしたこともあります」(深沢さん、以下同じ)

 カーストの上位にいるのは、上に兄弟姉妹がいる人や、親自身が卒業生の人。その人には皆、敬語を使う。リーダー的なママの機嫌を損ねた深沢さんは、母子共に仲間外れに遭った。

「幼稚園児って、子供同士で勝手に遊べませんから、おうちにお友達を呼んで遊んだり、キッザニアとかディズニーランドに集って行くんですが、私はそういう集まりに呼ばれなかったんです。あとになって、息子に、『すごく寂しかった』って言われてショックでした。

 私は、媚びるのが苦手なのと、集団でつるむのが好きではないので、それが態度に出ていたのだと思います。もしかしたら、その人たちには私が彼女たちをバカにしていると見られていたのかもしれません」

※女性セブン2014年11月27日号

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