ライフ

嫁姑関係こじらせぬ秘訣 姑に何を言われたかをノートにメモ

 いつの時代も女性にとって大きな問題となる嫁姑の関係。波風立てずに穏便に済ませるにはどうしたらいいのか。その秘訣を聞きにプロを直撃した。

「嫁姑問題は、価値観の異なる女同士の闘いなので、仲よくするというのは非常に難しい。でも、穏便に済ませる方法はあります」

 こう話すのは人気ラジオ番組『テレフォン人生相談』(ニッポン放送)のアドバイザーを30年にわたり担当する大原敬子さんだ。その方法とは、姑に対する怒りや恨みを自分の中にためないようにすること。

「姑に対する日々のイライラを自分の中にため込んだり、人に話したりするとエスカレートしてしまう。そうならないよう、ノートに『姑に何を言われたのか』『その時の正直な自分の気持ち』を具体的に記録するんです」(大原さん)

 そして、1か月分の記録がたまったら、誰もいないところで読み返して冷静に分析するのだ。

「振り返りながら分析すると、姑の要求は何だったのか正確に把握できます。そうすることで『いつも要求することは何か』、『怒りやすいポイントは何か』といった傾向と対策を得ることができます」(大原さん)

 そうやって穏便に済ませておけば、いずれ嫁姑の力関係を変えるチャンスがやってくるのだという。

「例えば老後のことを話せば、嫁の協力なしには今後の生活が成り立たないことが姑にもわかる。力関係はいつも同じでないことを相方が理解します。そうすると姑はいたずらに嫁を攻撃できなくなります。一定の距離を保つことができ、今以上に関係がこじれることは少なくなります」(大原さん)

※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号

関連キーワード

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン