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2014.12.23 16:00  NEWSポストセブン

伏見稲荷お膝元でママの情熱料理とお神酒で乾杯できる角打ち

本日の肴は京野菜「万願寺とうがらし」と串カツ


 高倉さんご夫婦は、昭和34年からの酒屋であり、立ち飲みもほぼ同時に始まったという店の2代目。

 常連のそんな話を聞いて、久代さんは微笑みながら頭を下げる。

「昔は、お酒は飲めるけど食べ物は乾きものや缶詰が少しあるだけという、典型的な角打ちスタイルだったんですね。私がお手伝いするようになって、それじゃお客さんの健康が心配だと思って、変えました。しっかりと料理を食べながら飲めば、お酒はさらにおいしくなるはずだし、健康にもつながる、そう信じていますから」

 毎日欠かさず、自転車で市場や商店街を巡り、食材を探し回っている久代さんの姿は、ご近所で評判。

 常連のご夫婦(市場関係者)が、そっと打ち明ける。

「例えばトマトひとつにしても少しでもいいものをって、本気であちこち探してますね。足なんかもうパンパンに張ってるんでしょう。サポーターだらけなのを、知ってますよ」

「営業時間が5時15分からと中途半端なのは、母が料理を作るのに時間をかけ過ぎるからなんですよ」などと、3代目として酒屋部門を逞しく支えている宏充さん(41歳)が、親子らしいジョークで返す。しかし、母親のそんな姿を強くリスペクトしていることは言うまでもない。

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