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国際結婚した日本人妻 夫の食器洗いの様子見て衝撃を受ける

「エリー、畳の上では靴を脱ぐんじゃ」「いかん!いかん!日本ではハグはいかんて!」──視聴率19%以上をキープしている連続テレビ小説『マッサン』(NHK)。主人公・亀山政春(玉山鉄二、34才)が妻のエリー(シャーロット・ケイト・フォックス、29才)とともに日本初の国産ウイスキーの製造を目指す物語だが、ドラマの裏テーマになっているのが国際結婚の厳しさだ。

 岡山県在住の加納淳子さん(仮名、43才)は、留学先のカナダでスイス人のファビアンさん(仮名、41才)と出会い、結婚した。結婚当初、彼女がどうしても我慢できなかったのは、夫が使用したコップを次から次へと流しに置き、洗わないことだった。

「流しがコップでいっぱいになっても、意に介さずに新しいコップを食器棚から取り出して使うので怒りを覚えました。彼に聞くと、スイスの家では食器洗浄機が必ずついているので、使ったらすぐに洗浄機に入れておく習慣だったそうです」(淳子さん)

 スイスではそれが当たり前だったため、ファビアンさんは当初、淳子さんがなぜ怒っているのか理解できなかったという。

「当時住んでいたアパートに食器洗浄機はついていなかったのに、どういうつもりだったんでしょうね。『私は食器洗浄機じゃない!』と怒鳴り散らしました」(淳子さん)

 金融関連企業で働く都内在住の川上直子さん(仮名、32才)は同い年のイギリス出身の夫と職場結婚。仕事が忙しい直子さんは夫と家事を分担しているが、ある日、自宅での夕食後に夫の皿洗いの様子を見て驚いた。

「シンクに洗剤を入れた水をためて、そこに皿を通すだけなんです。浸け置きして、布巾でふき取っておしまい。『なんですすがないの!?』と聞くと、『なんですすぐの?』と返ってきました」(直子さん)

 直子さんの夫によると、欧米の家庭ではこうした洗い方が一般的だという。

「泡風呂に入ったときも、シャワーで洗い流さずにそのままバスローブを羽織る。洗剤や化学薬品が体に悪いという発想がないのでしょうか」(直子さん)

※女性セブン2015年1月8・15日号

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