スポーツ
2015.01.14 16:00 週刊ポスト
金田正一と米田哲也は軽く投げて160キロ台と小山正明氏証言
投手にとって球速は強力な武器だ。球界では日本ハムの大谷翔平の162キロが最速で、155キロを超えると速さがニュースになる。しかしスピードガンが日本へやってきたのは1970年代半ばのため、かつての名投手がどのくらい速かったのか数字の記録はない。通算400勝の金田正一氏、350勝の米田哲也氏、320勝小山正明氏の3人が、現役時代の球速について語りあった。
小山:大きなカーブはカネさんの得意球だったのにね。得意球といえば僕はパームボール。当時はカネさんがカーブ、杉下(茂)さんがフォーク、広島の長谷川良平さんがシュートを投げていた。僕も何かないといかんと思って、誰も投げていないパームを選んで、握り方が載っている『野球界』という雑誌で覚えました。それを僕はワンちゃん(王貞治)対策に使った。
米田:僕はフォークでしたね。習得するのに5年かかった。指が短かったので苦労しました。風呂にボールを持ち込んで湯船の中で指で挟む訓練をしたものです。
小山:直球もいまは148キロだの、150キロを超えただのいっとるが、あんなの我々の時代ならスローボールですわ。カネさんもヨネも軽く投げて160キロ台。僕がその少し下くらいやろうね。
──本当ですか?
金田:当たり前じゃ!
※週刊ポスト2015年1月16・23日号
関連記事
トピックス

理論派・桑田真澄氏が巨人コーチ就任で阿部慎之助二軍監督と衝突も
週刊ポスト

眞子さま 新婚生活のモデルは「ねぇね」と慕う黒田清子さんか
女性セブン

田中みな実、古巣TBSのバラエティー2番組降板か 本格的に女優転身
女性セブン

爆問・田中が感染4か月後に搬送「コロナと脳卒中」に関係はあるのか
女性セブン

新垣結衣 来年のNHK大河に出演濃厚、小栗旬と共演
女性セブン

西城秀樹さん長男がコンテスト出場、父親譲りの歌唱力でイケメン
NEWSポストセブン

永すぎた春? 萩原聖人「事実婚生活10年」人気声優と買い物デート
NEWSポストセブン

本領発揮の広瀬アリス 女子高生から恐妻まで演じ分ける振れ幅
NEWSポストセブン