スポーツ

プロレス好き女子急増 韓流スターに飽きた層を取り込んだ説

 いま、プロレスの試合会場に女性が押し寄せ、リングサイドに黄色い声援が飛び交っている。

 彼女たちプロレス好き女子は腐女子(美少年同士の恋愛を描いた漫画やアニメなどの作品を好む女性のこと)になぞらえて「プ女子」と呼ばれ、選手たちが試合で見せる男らしさに胸をときめかせる。新日本プロレスリング(新日)ファンの30代OLはこう語る。

「1月4日の中邑(真輔)選手と飯伏(幸太)選手との試合で、最後に中邑選手が倒れている飯伏選手と拳を合わせるシーンがあったんですが、お互い認め合っているんだというのが伝わってきて感動しました」

 20代会社員女性も頷く。

「大きくて強くて逞しい、男性の生来のかっこよさがプロレスには詰まってます。ボロボロになりながら精神力で立ち上がろうとする姿も感動。私は“やられ萌え”っていっています。試合の翌日はホルモンが活性化するのか、お肌がプルプル、これは“プロレス美容法”っていっています」

 そしてプロレスの面白さに触れて深くハマるのだという。

「肉体美といってもボディビルダーにハマるわけではありません。プロレスの魅力は私たちを満足させてくれるところ。試合のシナリオは決まっていても、選手のエンターテイナー意識が高いから絶対に楽しませてくれる。いわば究極のショーや舞台を見る感覚です」(30代家事手伝い)

関連キーワード

関連記事

トピックス

昨年は甲子園に出場した村田浩明監督だが…
【ブチギレ音声/「頭がおかしいんじゃねぇか!」】名門・横浜高校野球部の村田浩明監督 試合後、球児に怒号で現場騒然 ハラスメント行為かの問いに学校の見解は
週刊ポスト
ゆたぼん
ゆたぼん「中学校に登校宣言」と「父親ブロックで“親離れ”」YouTuberとしての未来はどうなるのか
NEWSポストセブン
“筆マメ”として知られる広末涼子(時事通信フォト)
『らんまん』松坂慶子の「1人2役」で“不倫騒動”広末涼子の再登場はなくなったのか
NEWSポストセブン
羽生結弦(写真は2022年)
【全文公開】羽生結弦を射止めた「社長令嬢のバイオリニスト」実家は“安倍元首相との太いパイプ”の華麗なる一族
女性セブン
真剣な面持ちで撮影に臨むタローマン
【「なんだこれは!」と言わせたい】「TAROMAN」仕掛け人が総括する「視聴者を惹きつけるクリエイティブ」【短期連載・てれびのスキマ「『フェイク』のつくりかた」】
NEWSポストセブン
フジ・宮司愛海アナ(右)と常田俊太郎氏
【全文公開】フジ・宮司愛海アナ、東大卒実業家兼音楽家と育んでいた半同棲愛 本人は「うふふふ」
週刊ポスト
『VIVANT』続編に中居正広起用の可能性も?(時事通信フォト)
『VIVANT』続編 サプライズ起用される大物俳優は誰か?「木村拓哉ではなく中居正広」説が急浮上
週刊ポスト
羽生結弦(AFP=時事)と末延さん
羽生結弦と結婚の末延麻裕子さんの関係は“憧れのプルシェンコ”にリンクする 「スケーターとバイオリニストの相性はいい」
NEWSポストセブン
推しの名が書かれたうちわを掲げておおはしゃぎ
【筋金入りの「スー女」】川口春奈、国技館で相撲観戦 推し力士「翔猿」の名前入りうちわを振って応援
女性セブン
滝沢秀明氏に告発
「滝沢秀明は強制的にキスをさせる」ジャニーズ性加害問題当事者の会代表が新たな疑惑を告発
女性セブン
野球に真摯に向き合う“似たもの同士”の2人(写真/共同通信社)
【大谷翔平とトラウト】富や名声にこだわらない“似た者同士”の2人 来季の去就にどう影響するのか
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 生涯「金持ち父さん母さん」でいる新常識ほか
「週刊ポスト」本日発売! 生涯「金持ち父さん母さん」でいる新常識ほか
NEWSポストセブン