芸能

CM出演者 売上貢献、ブランディング力以上に話題性重視傾向

 本誌は大手広告代理店が旬の女性タレント・女優のCM出演交渉のために作成した「2015年上半期のCMギャラリスト」を入手した。本来は決して表に出ない極秘資料だ。

 前年と比較すると、上位にいたスターが下位に沈んだり、ランキング外からの大躍進があったりと、CM業界の下克上が激しいことがわかる。

 沖縄出身のエキゾチックな顔立ちで演技力に定評のある二階堂ふみ(20)は、1500万円から2000万円にアップした。昨年から映画やドラマに立て続けに出演していて、知名度も上昇中。金額はさらに上がる見込みだ。

 昨夏に放送された月9ドラマ『HERO』での好演が光った吉田羊(よしだ・よう、年齢非公表)にもCMオファーが殺到中。1月からは大塚製薬のポカリスエットのCMに出演中だ。もともと舞台を中心に活動していた実力派で、大人の色気もある。昨年の500万円から3倍の1500万円となった。代理店社員がいう。

「クライアントが評価するのは、『売り上げ貢献』やイメージアップにつながる『ブランディング力』などがありますが、なかでも重視されるのは『話題性』。旬のタレントを起用することでCM自体も話題になりやすく、宣伝効果がより見込めるからです」

 二階堂や吉田のようなフレッシュな存在はクライアントにも喜ばれるため、金額が一気にハネ上がりやすい。

※週刊ポスト2015年2月20日号

関連記事

トピックス

香川県を訪問された秋篠宮妃紀子さまと次女・佳子さま(2025年10月3日、撮影/JMPA)
《母娘の秋色コーデ》佳子さまはベージュ、紀子さまはホワイトのセットアップ アクセサリーはパールで共通もデザインで“違い”を見せられた
NEWSポストセブン
イベントの“ドタキャン”が続いている米倉涼子
《女優・米倉涼子に異変》体調不良でイベント“ドタキャン”が相次ぎ…8月からインスタの更新はストップ「お答えいたしかねます」回答
NEWSポストセブン
永野芽郁に業界からラブコール
《金髪写真集をフィリピンで撮影済み》永野芽郁、すでに民放キー局から「連ドラ出演打診」も…今も業界から評価される「プロ意識」
NEWSポストセブン
お召し物のカラーとマッチしたイヤリング(2025年10月2日、撮影/JMPA)
《あっという間に》「また“佳子さま売れ”」香川ご訪問で着用の漆のイヤリングが売り切れ状態に 紀子さまは刺繍のイヤリングをお召しに
NEWSポストセブン
予選落ちした渋野日向子(AFP=時事)
《予選落ちで大泣きの渋野日向子》米ツアーのシード権は厳しい状況…日本ツアースポット参戦の結果次第で来季は日本の3年シードがスタートになる可能性も
NEWSポストセブン
一般の人々が公務中の皇族を撮影することはマナー違反なのか。宮内庁に取材した(時事通信フォト)
《「非礼ではないか」の声も》宮内庁が回答した「一般の方々」の“撮影・投稿ルール” とは…佳子さま“どアップ”動画に称賛も、過去には“寝顔盗撮”が問題に
NEWSポストセブン
“ラブホテル通い”を認めた小川晶・前橋市長
《前橋市長が利用した露天風呂付きラブホ》ベッド脇にローテーブルとソファ、座ると腰と腰が密着…「どこにどのように着席して相談したのか」疑問視される“部屋の構造”
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《自分の身体で稼いだものだ》「タダで行為できます」金髪美女インフルエンサー(26)、離婚手続きで夫サイドと資産めぐり対立「一部が分配されるべき」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
「家に帰るのが幸せ」大谷翔平がリフレッシュする真美子さんとの“休日”「スーパーにお買い物に行ったり…」最近は警備強化で変化する「デコピンの散歩事情」
NEWSポストセブン
草間容疑者は新宿区内の雑居ビルエントランスで逮捕された
《マスク姿でウロウロ…》草間リチャード敬太容疑者が逮捕前に見せていた“不可解な行動”とは 近隣店従業員が「一見酔っている様子はなくて…」と語る“事件直前の姿”
アルゼンチンで女性3名が殺害される事件が発生した(Instagramより)
「性的パーティーに誘われて…」「左手の指5本と耳を切断」アルゼンチンで女性3名が殺害 “インスタ生配信”で凄惨現場を約45人が視聴《深刻化するフェミサイド》
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 朝日新聞を襲う「森友ブーメラン」スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 朝日新聞を襲う「森友ブーメラン」スクープほか
NEWSポストセブン