「日テレの土曜9時といえば『ごくせん』や『妖怪人間ベム』などを放送してきた枠です。皆がテレビを見なくなったとはいえ視聴率二桁は欲しいところでしょう。飛ぶ鳥を落とす勢いの今の広瀬すずの初主演ドラマならもう少し期待していたのが本音のはず。いまは彼女の汚点とならないよう、これ以上、低い数字は絶対につけられないと関係者は内心焦っているんじゃないですかね」(テレビ番組制作会社スタッフ)
2012年に雑誌『セブンティーン』の専属モデルオーディションに合格しモデルデビュー。ゼクシィのCMで披露したウェディングドレス姿が評判となり、JR SKI SKIのキャンペーンガール、全国高等学校サッカー選手権の10代目応援マネージャー、ロッテのバレンタインCMと広瀬すずはアイドルの王道を歩んでいる。唯一の懸念が、初主演ドラマの視聴率なのだ。
「かわいくて人気はあっても“低視聴率女優”のレッテルをいったん貼られてしまうと辛いですよ。一年前にJR SKI SKIのキャンペーンガールだった川口春奈は低視聴率を使って自虐ネタにするようになってアイドルの雰囲気まで薄まってしまった。すずちゃんの場合、アイドルとしてのポテンシャルが高いのでそこまで落ち込むことはないでしょうが、初主演ドラマは華々しく最高視聴率15%くらいとれるといいですね」(放送作家)
『学校のカイダン』は、言葉の力で主人公のツバメが学校に革命を起こす学園ドラマ。これから最終話へ向けて、後々まで語り継がれるような結果を残せるか注目だ。