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TRF流ダイエットに挑戦の父 ジバニャンと酷評され意気消沈

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(45歳)が損保会社勤務の奥様(47歳)。ご主人、ダイエットに初挑戦です。

 * * *
 年々、太っていく主人。私がジョギングを勧めると、冬は「寒いから無理」。春は「花粉症だからなぁ」、6月は「梅雨だし」、夏は「熱中症が怖くて」、秋は「女心と秋の空」。訳の分からない理由までつけて、結局、一度も実行しませんでした。

 でも、溺愛する高校生の娘から「パパ、太っててカッコ悪い。恥ずかしくて友達を家に呼べないじゃない」といわれて「痩せるぞ!」。

 そう宣言して買ってきたのはTRFのダンスエクササイズDVD。「TRFのヒット曲に合わせて踊るだけで痩せられるんだって。これなら楽しく痩せられそうだろ」とノリノリの主人。仕事から帰ってくると毎晩、自分の部屋で踊ってるようでした。

 1か月半ほどすると、リビングに私と娘を集め、「成果を見せてやる。オレのダンステクニックとセンスに驚くなよ!」。ところが、主人が踊り出した途端、私と娘が叫んだのは「花笠音頭?」「ジバニャン?」。主人の踊りは、盆踊りか妖怪体操みたいなんです。しかも娘にいわせると「でも、ジバニャンみたいにかわいくないから、太っちょの執事、ウィスパーかな」。

 落ち込まないで、アナタ! 今年のお盆は久しぶりに田舎に帰って、輪になって踊りましょうよ。

※週刊ポスト2015年3月13日号

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