ビジネス

株式市場の最有力テーマ 水素燃料電池関連の注目株4を厳選

 昨年、トヨタ自動車が燃料電池車「MIRAI」を発売して以降、株式市場でも「水素燃料電池」関連が有望テーマとして大きな脚光を浴びている。では、そうした中で株価上昇期待の高い銘柄はどう選べばよいのか。カブ知恵代表・藤井英敏氏が解説する。

 * * *
「水素燃料電池」関連は非常にスケールの大きなテーマといえる。電気自動車が充電した電池で走るのに対し、燃料電池車はタンクに積んだ水素と空気中の酸素を結合させて電気をつくりながら走るという革命的な技術。排出するのは水だけという「究極のエコカー」なのだ。

 ガソリンスタンドのような水素ステーションをいかに普及させるかが課題となっており、関連技術を有する銘柄が人気化。市場の注目をいま最も集めているテーマである。

 実際、1月5日には東京都が東京五輪の選手村を水素エネルギーで賄う「水素タウン」構想を打ち出し、水素関連銘柄の人気が沸騰。たとえば中期経営計画に水素製造装置や水素ボンベ用の容器バルブの製品化などを盛り込んでいた宮入バルブ製作所(東証2部・6495)が物色され、株価は1月5日の108円から同20日には一時502円をつけ、2週間で5倍近い爆騰を見せた。

 水素関連銘柄にはこのような急騰が期待できる有力候補がひしめいているが、なかでも今後の大化けが望めそうなのが、以下の4銘柄と見ている。

 まずは、燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ(圧縮機)を手がける加地テック(東証2部・6391)。同社の時価総額は80億円程度と小さく、これまでも軽い値動きを繰り返してきた。安値で仕込むことができれば、株価は1年で3倍も狙えるのではないか。

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
有働由美子と膳場貴子
【25年の因縁】有働由美子と膳場貴子“6才差のライバル関係” NHK時代に激しいエース争いを繰り広げた2人の新たなチャレンジ
女性セブン
羽生結弦の勝利の女神が休業
羽生結弦、衣装を手掛けるデザイナーが突然の休業 悪質なファンの心ない言動や無許可の二次創作が原因か
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン