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2015.04.18 07:00  週刊ポスト

TV局ベテランP 最近制作費減りキックバック持ちかけられぬ

 日本テレビ・上重聡アナウンサー(34)がスポンサー関係者から多額の利益供与を受けていた問題は、日テレ内部のみならず、テレビ業界を震撼させた。だが、こうした話題はアナウンサーに限った話なのか。そこで、テレビ関係者を集めて緊急座談会を実施した。出席したのは某キー局の40代の男性ベテランプロデューサー・A氏と、同じく40代男性アナウンサー・B氏、そして30代の制作会社男性スタッフ・C氏だ。

アナB:上重アナの件でアナウンサーに注目が集まりましたが、プロデューサーのほうがやりたい放題じゃないですか。

制作C:それは間違いないですね。ウチの会社だって、毎年、プロデューサーさんに贈るお中元や歳暮の予算がバカにならない。番組や会社宛に贈るのとは別に自宅に贈る“裏歳暮”もありますから。

アナB:力のあるプロデューサーになると、“お礼”といって芸能プロから数十万円単位の商品券をもらうってチラホラ聞く。あるホストクラブの特集で、懇意の店を取り上げてキックバックをもらっていたなんて人も知ってる。Aさんだって、オイシイ思いをしてるんじゃないの?

プロA:ん? いやいや、そんなのほとんどない……と思うよ。キックバックの問題は昔からいわれてるけど、最近は制作費が減ってきているから、キックバックを持ちかけようもない(苦笑)。

〈本誌は2006年、テレビ朝日の名物チーフプロデューサーが制作会社から多額のキックバックを受け取り、国税局の調査を受けたことを報じ、そのチーフプロデューサーは後に懲戒免職となった。

 それ以前にも、NHK『紅白歌合戦』のチーフプロデューサーが1998年から2001年にかけて、約6200万円の番組制作費をだまし取ったとして詐欺罪に問われた事件や、名物プロデューサーとして鳴らしたTBS社員(当時)が、東京国税局に約7000万円の所得隠しを指摘され、社内調査の末に「業者から金銭を受け取った可能性がある」として諭旨解雇処分を受けたケースなどがある。カネにまつわるテレビマンの不祥事は枚挙に暇がない〉

アナB:10年くらい前までは制作会社が番組プロデューサーにクラブ接待はもちろん、高級外車や別荘までプレゼントした、自宅をリフォームしてあげたなんて話もあったけど、最近はそこまで露骨なケースは聞かないね。

制作C:だけど、プロデューサーの接待や付け届けはやってますよ。現に私たちが。

プロA:芸能プロから銀座や六本木の高級クラブで接待を受けることは今でも普通にある。“ロケの下見”と称した韓国旅行や、川崎・堀之内のソープランドにハイヤーで送迎してもらったことがある(笑い)。

※週刊ポスト2015年4月24日号

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