国内

路チュー不倫の中川農水政務官 官邸の更迭論に二階氏が一泡

 自民党の中川郁子・農水政務官の「路チュー不倫」スキャンダルの際、中川更迭に傾く官邸の思惑に一泡吹かせたとされるのが二階俊博総務会長だった。

 中川氏が辞任するかどうかは、世耕弘成・官房副長官の将来にとって大きな意味を持っていた。現在世耕氏は、官邸で菅義偉・官房長官とともに実権を握り、存在感を増している。安倍側近議員が語る。

「参院の和歌山選出で当選4回の世耕さんがさらに上を目指すには衆院への鞍替えが必要で本人もそれを意識している。路チュー相手の門博文・代議士は和歌山1区で落選して比例で復活。仮に中川氏が農水政務官を辞任し2人の連帯責任となれば、世耕さんには次の総選挙で衆院和歌山1区に鞍替えするチャンスがあった」

 安倍晋三首相も「彼女の言い訳が見苦しく更迭に傾いていた」(同前)とされる。

 それを阻止したのが二階氏である。同じ和歌山選出の世耕氏とは年の差があるものの長年ライバル関係にあり、門氏と中川氏は二階派所属だ。

「二階さんは水面下で中川さんに辞任を思いとどまらせ、安倍総理に掛け合って更迭を防いだ」(二階派議員)

 派閥領袖として官邸の安倍側近の思惑をはねのけ、子分たちを守ったのだ。それは二階氏が今も大きな力を持っていることを示すとともに、安倍氏もそれを無視できないという意外な力関係を見せつけた。

※週刊ポスト2015年5月1日号

関連記事

トピックス

ヤクルトの若き主砲・村上宗隆(時事通信フォト)
ヤクルト・村上宗隆が史上最年少40号!「外れ1位」が清宮幸太郎をはるかに凌ぐ理由をスカウトが説明
NEWSポストセブン
かたせ梨乃が語る五社英雄監督「アメとムチの使い分けが上手な“父”でした」
かたせ梨乃が語る五社英雄監督「アメとムチの使い分けが上手な“父”でした」
週刊ポスト
役者として急上昇中(時事通信フォト)
『石子と羽男』有村架純・中村倫也の間の「おいでやす小田」 名バイプレーヤーの季節到来か
NEWSポストセブン
インタビューに応じた女子大生
「18歳女子大生」独占インタビュー【第1回】吉川赳議員のついたウソ「私の年齢に食いついた」「愛人契約しないか」
NEWSポストセブン
若い世代に邦ロックが流行している背景にTikTokの拡散力も(Getty Images)
邦ロックが再流行 Z世代に突き刺さる「TikTokの拡散力」と「エモい歌詞」
NEWSポストセブン
吉川議員の名刺を手にする女子大生
「18歳女子大生」インタビュー【第2回】吉川赳議員はホテルで「揉んじゃって御免なさい」「おじさんムラムラしちゃった」
NEWSポストセブン
背番号「12」を付けていた柴田貴広(現・大東文化大3年。撮影/藤岡雅樹)
佐々木朗希・高校3年の夏【前編】岩手大会決勝で投げた「背番号12」の思い
週刊ポスト
幹部補佐になっていた
「好きで好きで仕方なかったから」刺されたホスト、歌舞伎町で「幹部補佐」に昇進していた
NEWSポストセブン
シュガージャンキーから抜け出すためには
“シュガージャンキー”から抜け出すには?「抗酸化作用のある食材」を摂るのが重要
女性セブン
松田聖子を目撃
松田聖子、沙也加さんの初盆に“もう1つの遺言”と「新しいお墓」への願い
女性セブン
中林大樹の姿を目撃
竹内結子さん三回忌 中林大樹が子供のために決断、家族3人新生活は「海辺の街」で
女性セブン
「同伴的なので」と自分の意思を伝えた吉川議員
「18歳女子大生」インタビュー【第3回】吉川赳議員から大量の「LINEメッセージと電話」
NEWSポストセブン